よかった、お友だちになれて がんでも寝たきりでもひとりじゃない いのちつぐ「みとりびと」

國森康弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784540161612
ISBN 10 : 454016161X
フォーマット
発行年月
2017年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;27

内容詳細

だれもが「みとりびと」看取りは、いのちのバトンリレー。それは、亡くなる人が代々受けつぎ、自身の人生でもたくわえてきた、あふれんばかりの生命力と愛情を私たちが受け取ること。そしていつか自分が「旅立ち」を迎えたときに、愛する人に手渡していくこと。大切な人たちに囲まれたあたたかな看取りによって、いのちのバトンはずっと受けつがれていきます。

【著者紹介】
國森康弘 : 写真家、ジャーナリスト。1974年生まれ。京都大経済学研究科修士号、英カーディフ大ジャーナリズム学部修士号。神戸新聞社記者を経てイラク戦争を機に独立。イラク、ソマリア、スーダン、ウガンダ、ブルキナファソなどの紛争地や経済困窮地域を回り、国内では、戦争体験者や野宿労働者、東日本大震災被災者たちの取材を重ねてきた。命の有限性と継承性がテーマ。近年では滋賀や東北被災地、東京などで看取り、在宅医療、地域包括ケアの撮影に力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゃが さん

    図書館の児童書コーナーで久し振りに『恋ちゃんはじめての看取り』、國森さんの写真に出会った。思わず誰もいない場所の椅子を探した。年齢を重ね、重いガンでホームホスピスにきた喜代子さん、少しおせっかいで先に暮らしていた年上の清子さんが出会った。ギクシャクしていたが、次第にまるで女学生のように仲良くなっていく。最期のとき、喜代子さんを看取る写真、皺もなくなり肌の色も変わった喜代子さんの手に、そっとそえる喜代子さんの皺だらけの手。哀しみの中の優しさに包まれていた、胸が熱くなった。一つの残りの生きかたを教えてくれた

  • いっちゃん さん

    歳をとるにつれて、本当に仲の良い友達ってできにくくなる気がするけど、こうして死ぬ前に、幸せにしてくれる友達に出会えるなんて素敵。

  • 遠い日 さん

    「いのちつぐ「みとりびと」シリーズ10。ホームホスピス「楪」での、入居者喜代子さんと清子さん。ぎくしゃくした当初を経て、お互いに歩み寄っていくふたりの友情が胸に迫ります。だんだん弱っていく日々の中でも、語り合い、認め合い、よき友としてかけがえのない存在になっていく。わたしの両親も高齢で、もう友だちはみんな逝ってしまったと寂しいことばを吐く。人生の最期にだいじな友だちがいることも、幸せのひとつなのかもしれません。

  • たくさん さん

    老人同士のやり取りが言葉少なくても感じられる本。幸せを感じられる人はいる。たぶん近くになくなった旦那さんが着ているというのも本当だろう。

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