世界戦囲碁年鑑 2015

囲碁編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784416315095
ISBN 10 : 4416315090
フォーマット
出版社
発行年月
2015年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
327p;21

内容詳細

2014年は若手棋士が躍進し、ベテラン勢と正面衝突した年となりました。中でも中国棋士の躍進は目覚ましく、柁嘉熹、金志錫といったニュースターが誕生しました。一方、日本勢の巻き返しもあり、井山裕太はテレビアジア囲碁選手権で日本棋士として久々の世界戦タイトル獲得を達成。また若手限定戦ですが、グロービス杯U-20戦では一力遼と余正麒の日本代表二人が決勝戦を争いました。古力と李セドルの十番碁も注目を浴びました。勝者8400万円(敗者340万円)という破格の賞金で争われた真剣勝負は、世界中の囲碁ファンの視線を釘付けにしました。これらの世界戦の決勝戦・準決勝戦・注目局を詳細に解説。以前にも増してスピード重視が進んだ世界レベルの考え方を、余すところなくお伝えします。

[著者紹介]
囲碁編集部:月刊誌『囲碁』の編集スタッフ。読者の囲碁を強くするために、いろいろな形で囲碁の面白さを伝えていきます。

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読書メーターレビュー

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  • 夜間飛行 さん

    ヘボの癖に生意気だが、私が江戸時代の碁をよく並べるのは流れの美しさを感じるからだ。本書は現代の碁。近年の世界戦では、「相手がすぐに仕掛けてこない」又は「仕掛けてきても同価値の手を他に打てる」と判断すれば手を抜くケースが多い。従って盤上は一触即発の爆弾だらけになる。序盤からいきなり戦いが始まる事も珍しくないのだ。碁を闘争の場と考える中韓の棋士にとって、それが自然な打ち方なのだろう。日本の伝統的な碁とは違うけれど、手談(碁)の面白さはそういう中にもあるといえばある。これも碁の一つの在り方と割り切って愉しもう。

  • Book Lover Mr.Garakuta さん

    世界で戦われた囲碁の棋譜

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