Books

ただしい人類滅亡計画 反出生主義者との話し合い(仮)

品田遊

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781620046
ISBN 10 : 4781620043
Format
Books
Release Date
August/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

突如降誕した魔王と、集められた10人の人間たち。読む者の“道徳”を揺さぶる、話し合いの幕が開く。

【著者紹介】
品田遊 : 東京都出身。作家。「ダ・ヴィンチ・恐山」名義で、株式会社バーグハンバーグバーグ運営の「オモコロ」などの幅広い媒体でライターとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ☆よいこ

    全能の魔王が、人類を滅ぼすべきか存続させるべきか、人間に議論させ、理を伴った結論を実行することにする。人類滅亡会議が始まる▽ブルー:悲観論者、イエロー:楽観主義者、レッド:共同体主義者、パープル:懐疑主義者、オレンジ:自由至上主義者、グレー:エゴイスト、シルバー:相対主義者、ゴールド:利己主義者、ホワイト:経典原理主義者、ブラック:反出生主義者▽「人間は生まれてくるべきではない」ラノベやアニメでよく悪者が主張する原理をこねくり回す。▽厨二的論理か、哲学的論理か。楽しめました。

  • 榊原 香織

    反出生主義なんてあるんですね(以前ネットで話題沸騰してたらしい)。語り口は優しくとも内容は難しい。 倫理学の本。 理詰めで進むんだけど、結局、議論のための議論、的な・・

  • kou

    とても面白かった。理屈っぽい魔王に集められた異なる思想を持った人間10人が、「人類は存続するべきか、滅亡するべきか」を議論していく会話劇。この中だったら自身はパープルになるのかな。「反出生主義」って思想を初めて知った。いろんなテーマでシリーズ化してもらいたい。

  • ふみあき

    初めて読む作家さん。人類絶滅の是非について、10人もの登場人物が侃々諤々するんだけど、さして混乱せずスムーズに読み通せたし、まず小説(?)として面白かった。反出生主義者のブラックの無双状態のあと、最後に独我論者のグレーが横擊を食らわすところとか、ちょっと痛快だし。『現代思想』の特集で、言い出しっぺのベネターの論考も読んだけど、反出生主義って思弁的なお遊びとしては興味深いものの、社会的な提案としては論じるに足りないような……。ネット上で反出生主義が花盛りなのも、独身者が実存の問題として食いついてるだけでは?

  • Tenouji

    10人の議論が面白かったので、一気読み。反出生主義自体は、個人的にはあまり魅力的には思えないが、進撃の巨人の「地ならし」に近い感じを受けた。他人に苦痛を与えるという行為を止めさせるため、個人視点での合理性を広げて極めた感じ。でも、理不尽さに強引に道徳をつなげた感じがするよね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items