村上海賊の娘 下巻

和田竜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103068839
ISBN 10 : 4103068833
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
追加情報
:
499p;20

内容詳細

2014年 本屋大賞 大賞受賞!

『のぼうの城』から六年。四年間をこの一作だけに注ぎ込んだ、ケタ違いの著者最高傑作!

和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。毛利は海路からの支援を乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれた村上武吉の帰趨にかかっていた。折しも、娘の景(きょう)は上乗りで難波へむかう。家の存続を占って寝返りも辞さない緊張の続くなか、度肝を抜く戦いの幕が切って落とされる! 第一次木津川合戦の史実に基づく一大巨篇。

和田竜 / ワダ・リョウ
1969年大阪生まれ、広島育ち。早稲田大学政治経済学部卒。2007年『のぼうの城』で小説家デビュー、同書は累計200万部(単行本と文庫)を超えるベストセラーとなり、2011年映画公開された(脚本も担当)。著書に『忍びの国』『小太郎の左腕』『戦国時代の余談のよだん。』があり、『村上海賊の娘』は小説第四作となる



【著者紹介】
和田竜 : 1969年大阪生まれ、広島育ち。早稲田大学政治経済学部卒。2007年『のぼうの城』で小説家デビュー、同書は累計二〇〇万部(単行本と文庫)を超えるベストセラーとなり、2011年映画公開された(脚本も担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 海猫 さん

    上巻の陸戦も濃かったが、下巻は怒涛の海戦描写が圧巻。もはやしつこさすら気持ちの良いぐらい。上巻後半で活躍少なかったヒロインが暴れまくりでスッキリ。それ以上に敵方も暴れに暴れまくりで、荒々しい山車祭りに放り込まれたがごとき臨場感。人物のアクションとリアクションがそのまんま推進力になっている点では実に映画的な小説。上下巻併せて考えるとストーリーはいたってシンプル。ひたすら活劇やユーモアの描写が分厚い。こんなのが今、猛烈に読みたかったので抜群に楽しかった。気持ち的なタイミングが合ってないと胃もたれしたかもだが。

  • 抹茶モナカ さん

    上巻は助走だったのか。下巻はまるごと木津川合戦。村上海賊も活躍する。それにしても活き活きと描かれている七五三兵衛は、ほぼ主役ではないのか。時々入る注釈のような文章も、上巻では流れを止めていたように感じたけれど、下巻では「ふむふむ。」と読めた。でも、どうかな。全体的に難読な本だったかもしれない。もう少し、スリムに出来たのでは?

  • 岡本 さん

    上巻読了から1年で読了。第二次木津川口の戦いまで書くのかと思いきや第一次で終了。海戦の登場人物が簡単に死なず、全員に活躍の場があるのは読み応えがある。史実を知らない訳では無いが、織田方が惨敗した、以上は知らなかったので大まかな戦の流れや登場人物の後日譚なども知れて良かった。景姫も時代が違えば美人さんなんだろうね。

  • 遥かなる想い さん

    下巻は景中心に動く。 信長との木津川合戦に 向けて、あまり私には 馴染みのない本願寺と信長、毛利の攻めぎあいが 現代に甦るようで、面白い。鉄砲で有名な雑賀党の 鈴木孫一をはじめとして、 登場人物が生き生きと 動きまわる…そんな物語だった。

  • Mumiu さん

    景にとっての宿命の相手は、やっぱり七五三兵衛なのかしらと思いきや、就英がだんだんオトコぶりをあげていく。掛け合い(ここいら定番化されてる展開「あなたを救けたいのよ!」なんて正に日曜朝8時半的)を甘っちょろいと言われた景(そこがかわいいともいう)も、自ら生きる場所に赴かう。史実を崩さずに丁寧にifを詰め込んでいく。わくわくが次の展開を求める余り、文字を雑に拾わせページを捲らせる。痛快な美女に乾杯!

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人物・団体紹介

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和田竜

1969(昭和44)年12月、大阪府生れ。早稲田大学政治経済学部卒。2003(平成15)年、映画脚本『忍ぶの城』で城戸賞を受賞。2007年、同作を小説化した『のぼうの城』でデビュー。同作は直木賞候補となり、映画化され、2012年公開。2014年、『村上海賊の娘』で吉川英治文学新人賞および本屋大賞を受

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