暁に濡れる月 上 リンクスロマンス

和泉桂

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344826779
ISBN 10 : 4344826779
フォーマット
発行年月
2012年11月
日本
追加情報
:
273p;19

内容詳細

戦争で家族と引き裂かれた泰貴は美しい容姿と肉体を武器に生き延び、母の実家・清〓(かん)寺伯爵家に辿り着く。当主・和貴の息子として不自由せず育った双子の兄・弘貴と再会した泰貴は、己と正反対に純真無垢な弘貴に激した憎悪を抱く。心とは裏腹に快楽を求める肉体―清〓(かん)寺の呪われた血を嫌う一方で、泰貴は頭脳と躰を利用し、兄を陥れて家を手に入れる計画を進めていく。そんな中で家庭教師・藤城の優しさに触れ、泰貴は彼を慕うようになるが…。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 那義乱丸 さん

    清澗寺シリーズは大好きなのだけど、この本にはなぜか入り込めず読み進めるのに苦労した。和貴が清澗寺家の当主になっていてその息子たちに焦点があてられたお話。鞠子の双子の息子が清澗寺家を巡って跡目相続争いになっていくんだろうかという展開は面白いのだけれど泰貴にも弘貴にもイマイチ惹かれず、和貴と深沢や冬貴と伏見が出てくると嬉しかったり(笑)キャラとしては曾我がお気に入りなのでこっちのカプの方が気になるかな。書き下ろしの子育てに必死な和貴と和貴を子供たちに取られそうで不機嫌な深沢がなんだか可愛くて楽しかった!

  • 楓 さん

    第二部スタートです!時代は昭和、まさに戦中、戦後。混乱の時代にありながら清澗寺家だけは昔と変わらぬ姿で麻布に佇む。でも確かに新しい時代の幕開けを予感させてくれる。まさか和貴がこんなに子煩悩だとは思わなかったよ。そこに驚いた。攻めは曾我が好きだけど、弘貴と泰貴だったら泰貴の方がより人間くさくて好きかな。悪党だと思いながらも悪党になりきれない泰貴がいいな。でも巻末のSSを読んだら長兄が不憫で。。。。彼も幸せにしてあげて欲しいな。

  • ミル婆 さん

    脈々と受け継がれる受けの血筋。閨の睦言まで世襲制ですか。ドアを少々開けた監視プレイも伏見の小父さま譲りの仕事でございます。おじいさまになった冬貴パパもご健在で嬉しい限り。新キャラがどうしても二番煎じに見えてしまうのは否めないが、伝統芸の様式美と円陣さんの美麗なイラストを楽しむ。どんなご時世でも愛の戦士○ューティーハニーな清癇寺の坊ちゃん達はあっぱれ。

  • あさみ さん

    待望の清澗寺家シリーズ第二部!!鞠子が産んだ双子ちゃんたちが主役です。男と寝るなんて何ともないこと・・・と、誰よりも清澗寺の血を受け継いでいるかのような泰貴の言動ですが、彼はどちらかというと昔の和貴のように自分の中の清澗寺という血に雁字搦めに縛られて身動きがとれなくなっているように思えます。父と深沢の情事を見ても、曽我への愛情を感じても全く嫌悪感や戸惑いなく、全てを肯定してしまう弘貴こそ、真の清澗寺の血を引いている・・・と思えてしまう・・・。藤城の思惑や泰貴の精神的な着地点も含め下巻が待ち遠しい!!!

  • りさ さん

    時代は戦後に移り、主人公も和貴の養子である双子の弘貴・泰貴へ。鞠子の息子である彼らに清澗寺家の未来を託す和貴はの姿には執念としなやかな強さを感じます。彼の隣には誰よりも何よりも和貴第一の深沢が変わらずにいることが嬉しい。そんな兄弟のお相手は闇市を取り仕切る曾我と、家庭教師の藤城。曾我は年上だけあって安定感があるのですが、藤城はドSっぽさや眼鏡姿から深沢キャラの後継かと勘繰っていますが、年齢故の青さからか萌えるまでには至らず(苦笑)。

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和泉桂

1995年「犬とロマンチスト」でデビュー。「清澗寺家」シリーズをはじめ、BL作品を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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