眼球堂の殺人 The Book 講談社ノベルス

周木律

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061828728
ISBN 10 : 406182872X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年04月
日本
追加情報
:
366p;18

内容詳細

天才建築家・驫木煬が山奥に建てた巨大な私邸“眼球堂”。そこに招待された、各界で才能を発揮している著名人たちと、放浪の数学者・十和田只人。彼を追い、眼球堂へと赴いたライター陸奥藍子を待っていたのは、奇妙な建物、不穏な夕食会、狂気に取りつかれた驫木…そして奇想天外な状況での変死体。この世界のすべての定理が描かれた神の書『The Book』を探し求める十和田は、一連の事件の「真実」を「証明」できるのか?第47回メフィスト賞受賞作。

【著者紹介】
周木律 : 某国立大学建築学科卒業。第47回メフィスト賞を『眼球堂の殺人―The Book』で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 🐾Yoko Omoto🐾 さん

    異形の館、クローズド…と来れば、当然ながら度肝を抜くトリックや意外な真犯人への道のりに期待が高まる。図説が多いので核となるトリックは易しめだが、盲点のトリックについては探偵役の天才数学者が解くに相応しい秀逸さ。ただ、各界の天才という位置付けの登場人物たちが持つ思想が高尚すぎて動機など現実離れしており、やや置いてけぼりを喰らった感も。また微妙に腑に落ちないいくつかの記述についても、ラストの真相で納得せざるをえない仕組みになっているのが苦笑を誘う。全体的には読みやすく、ベタではあるが面白かった。次作も期待。

  • W-G さん

    コッテコテの新本格が読みたい気分になったので。期待していた通りの系統ではあったのですが・・・期待値はちょっと下回りました。森博嗣さん以降の天才観っていうのか、実はあまり好きではないんですよね。せめてトリックでも度肝を抜いて欲しい。

  • さこぽん さん

    <変てこな館> <見取り図> <変死体> ときたらもう読まずにはいられない。わくわく♪する。 目玉を模した館 <眼球堂>、その仕掛けが大掛かりでびっくりだ! しかもラストもびっくりだ! ただ残念だったのが、数学と建築学のうんちくが長すぎるし、登場人物に深みがなく、ただこのトリックが描きたかっただけなのかなぁって思った点。 でもまぁおもしろかったので、夏にでる新作も読むでしょう。 メフィスト賞受賞作。

  • そのぼん さん

    ・・・!?えぇー、そうなんですか、!?なんちゅうトリックやねん!ビックリしました。王道の館もののミステリーなのかと思いきや・・・って感じでした。摩訶不思議な建造物で起こる殺人事件が描かれていました。

  • yumiDON さん

    眼球堂に集められた各業界の天才と呼ばれる者達、そこで起こる連続殺人。眼球堂、いいですね。素敵な舞台です、歩いてみたい。トリックも美しく、ミステリーとしては良質でよかったです。ただ、各業界の天才達は特にカリスマ性や天才っぷりを発揮する場面はありませんので、そこについてはあまり期待しないで下さい。犯人も傲慢で動機がひどい。最初からその片鱗は見えていたけど、「神の視点」を得ることでこんなにまで奢ってしまうなら、私はいらないな。

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人物・団体紹介

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周木律

某国立大学建築学科卒業。2013年、『眼球堂の殺人〜The Book〜』(講談社ノベルス)で第47回メフィスト賞を受賞し、デビュー。本格ミステリの系譜を受け継ぐ「堂」シリーズで人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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