鯛という名のマンボウ アナゴという名のウミヘビ 食品偽装の最前線‐魚・肉・野菜・米 晋遊舎ブラック新書

吾妻博勝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784883806911
ISBN 10 : 488380691X
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
追加情報
:
18cm,239p

内容詳細

魚、肉、野菜、米など、今まで安全だと思われていた生鮮食品の裏側にはびこる、一般消費者が知らない「黒い秘密」の数々。食品業界全体の「闇」を告発する、渾身のルポルタージュ。

【著者紹介】
吾妻博勝 : 1948年、福島県の農家生まれ。学生時代から各国放浪後、98年まで『週刊文春』で各種事件を中心に取材・執筆活動。現在、「食」の裏側の取材と、指名手配中の国外逃亡犯を追跡中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    「震える牛」という小説を読んだことがあるだろうか。牛肉食品偽装にまつわる話だ。この本ではそんな肉に纏わる話や前半では寿司屋や割烹、回転寿司で使われる代用魚の実態や加工品、コンビニやスーパーを始めとする弁当類の食材にも触れている。この本を読んで感じたのは日本人はいつのころからか飽食で本物を安く食べたいという欲が深まっているということだ。本物と思っていても実はニセ食品を食べきれないほど買って余れば捨てる、日持ちするように様々な添加物で加工されたものを毎日のように食べていること。図書館本

  • 魚京童! さん

    これ読むとと食べるものがなくなるから、読めないよね。まーでもしょうがないでしょ。消費社会だし、資本主義だ。どこかで何かをしないとお金が稼げない。法律で縛り切れないものはこうなる。法律で縛れば、大企業は抜け道をつくる。どうしようもない。根本が間違っているんだから。人の良心なんて存在しない。上からの利益目標があるだけ。しょうがないよね。どこかでどうにかお金を作らないといけないんだから。どうせわかりゃしない。やっちまえ!ってなるのは当然。そのまま滅びればいいと思うよ。

  • Akiko Shimizu さん

    ギャー!!来週回転ずし行きたいと思ってたのに、こんなの食べられるか!ってなっちゃう恐ろしい本。オエ〜

  • ワイルドストロベリー さん

    食の汚染や偽装の事はある程度の認識はあるつもりだったが、これ程までとは怒り、驚き、あきらめの心境。食物汚染の結果が不妊症をもたらしているに違いない。特にコメに関しては袋に新米とか、産地の印刷もでたらめで古米や中国産の物が混入されているのが当たり前だというところには、驚いた。最近購入した千葉産の新米、ホントに新米なのかと思うほどおいしくないと感じていたので、これは偽装されたものだと確信した。大手のスーパーも信用できないとは。全てが信じられない世の中に生きていることに虚しさを感じた

  • 透 さん

    ソースがないものが多いので真偽は不明。魚は代用してメニュー表記を偽らなくても、そのままの魚の名前で出しても、食べる人は少なくないと思うのですが。

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人物・団体紹介

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吾妻博勝

1948年、福島県生まれ。学生時代に旧ソ連を旅したのを契機に世界各国を放浪。帰国後マスコミの世界に入り、98年まで「週刊文春」記者として主に事件取材などを手掛けた。「週刊文春」誌上で連載された「新宿歌舞伎町マフィアの棲む街」では、徹底した現場潜入取材で裏社会・外国人アウトローの実態を浮き彫りにし世間

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