Product Details
ISBN 10 : 4334045278
Content Description
今からわずか百年ほど前には、世界の大半が君主国とその植民地であった。それが、21世紀の現在には、君主国は(日本も含め)28ヵ国。とはいえ今やこれらの君主国こそが、新たな地球的課題に対していち早く動き、社会や政治の右傾化のなかで、国内での均衡を保つ重要な存在になっている。一見すると時代遅れの遺物と思われがちな王室や皇室が、21世紀の現代に極めて重要な意味を持ち、特に「外交」の面で力を発揮しているのはなぜか。本書ではまず、外交の源流、3500年前の世界に読者をいざない、中世イタリアの近代外交の夜明け、16世紀以降の宮廷外交の黄金期、20世紀の二度の大戦を経ての英王室の発展を辿り、さらに日本の皇室のあり方も振り返る。
目次 : はじめに―王室外交とは何か/ 第1章 「外交」のはじまり―文明揺籃の地から/ 第2章 近代外交の夜明け―一五世紀イタリアから/ 第3章 宮廷外交の黄金時代―一五二〇〜一九一三年/ 第4章 エリザベス二世の王室外交/ 第5章 皇室外交への示唆/ おわりに
Customer Reviews
Book Meter Reviews
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nishiyan
読了日:2021/04/07
ピオリーヌ
読了日:2021/07/01
ジュンジュン
読了日:2021/06/17
さとうしん
読了日:2021/03/24
Iwata Kentaro
読了日:2022/04/28
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