向田邦子 おしゃれの流儀 とんぼの本

向田和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106022593
ISBN 10 : 4106022591
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
126p;22

内容詳細

流行に左右されず、自分らしいスタイルを選び取る。その装いの美学は人生すべてに通じていた――没後30余年を経て今なお輝く向田邦子の魅力に迫る。

【著者紹介】
向田和子 : 1938年、東京生まれ。長姉の邦子とは9つ違い。1978年、邦子とともに東京赤坂に惣菜・酒の店「ままや」を開店(1998年に閉店)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chichichi さん

    衣食住の衣は暮らしに欠かせないものだからと決しておろそかにせず、何よりもおしゃれを楽しんでいた向田さんの流儀が、残された衣装とポートレートやエッセイと共に纏められた魅惑の一冊。50年程前からの衣装ですがどれも目を引きむさぼるように楽しみました。図書館へ返却するまでにもう数回見返したい。特にワンピースが素敵でP44.45.80は大変好みです。鹿児島へ行った際は是非ともかごしま近代文学館へ足を運ぼうと思います。

  • ぶんこ さん

    向田さんというとチュニックとマントが印象的で、ずっとまぶたに焼き付いていました。 あのチュニック姿は勝負服だったと知りました。 今でこそチュニックは定番ですが、あの頃は珍しかったのではないでしょうか。 若い頃の写真の凛々しい事! スーツまでご自分で作られていたとは本当に多才な方だったのですね。 靴やバッグも、今でもおしゃれで、欲しくなりました。 多くの服やバッグなどが大事に保管されていたのにも驚きました。 生き方というか佇まいの美しい人。

  • あじ さん

    おしゃれの計算式は、世界中に溢れています。数字は正しい答えを導き出せるけど、おしゃれに正解は存在しない。向田さんが世を去り30余年が経ちました。写真の中の向田さんの聡明な美しさは、今も心奪われるものがあります。洋服を纏うことで、内に秘めたる情熱を解放しているかのごとく。みなぎる生命力に、私の胸は弾みました。おしゃれは生命線の延長にあるものだと思います。200着に及ぶ遺品とエッセイ、妹の邦子さんの語りなど盛り沢山。向田さんの足算引算の奥義に、感嘆しきりでした。

  • シュシュ さん

    服だけでなく全てにおいて、いいものを見抜く目がある人だったのだと思う。『黄色い服』のエッセイを思い出しながら読んでいたら『黄色い服』が載っていて嬉しくなった。「1シーズンに1枚。取りかえなし。愚痴も言い訳もなし」いつ読んでも気持ちがいい。次に載っていた『皮の服』は、夜中の薔薇のものなのに以前読んだ記憶がなく新鮮だった。「春が行ってしまい夏も終わって、人生の秋から冬にさしかかっているせいかも知れない。今まで知らなかった皮の肌ざわりの中から“挑戦”や“若さ”や“冒険”や―そんな単語が生まれてくる」→

  • これでいいのだ@ヘタレ女王 さん

    向田邦子氏は作品も 素晴らしいが ご本人が 非常に魅力的で多彩な人なので 料理本の他にも今まで様々な本が出版されて来た。今回のこの本は著者の愛用していた洋服メインに写真が実に沢山載っている。今までの本なら著者が着た写真ばかり掲載されるところが今回はトルソに着せたり、もしくは ひろげたまんま 服のみの写真だから、かえって斬新。生きておられたら86歳になられるが、どの服もどの時代にあっても上品で通用するところに彼女の美意識の強さとセンスが感じられ改めて凄いなと実感した

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