鏡花人形 文豪泉鏡花+球体関節人形

吉田良

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309256023
ISBN 10 : 4309256023
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
112p;27

内容詳細

神、魔、人…鏡花文学の女人たちは、正体がはっきりしない謎の存在。人形もまた無機質なものながら、命の気配を漂わせる謎めいた存在。鏡花美学と現代創作人形の饗宴。

目次 : 第1章 人形による鏡花の世界(白龍と鏡花(吉田良)/ 註文帳(吉田良)/ 天守物語(吉田良)/ 高野聖(吉田良)/ 天守物語(水澄美恵子) ほか)/ 第2章 鏡花文学と創作(泉鏡花作品の口絵と装幀(朝日智雄)/ 鼎談 創作とは、自分の謎を探ることです(吉田良×野口哲也×橘明)/ 泉鏡花と人形愛(野口哲也)/ 作品解説(野口哲也)/ 泉鏡花略年譜(野口哲也))

【著者紹介】
吉田良 : 1952年生まれ。70年代より活動する人形作家、写真家。1983年に「ドールスペースピグマリオン」設立、人形教室を主宰

野口哲也 : 1975年、群馬県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。鳴門教育大学大学院学校教育研究科講師、准教授を経て、都留文科大学文学部教授。専門は日本近代文学、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • Hisatomi Maria Gratia Yuki さん

    弥生美術館に展示を二回、見に行って購入。人間臭いお雛様たちと、着物は同じでも半襟がそれぞれ違う女童たちが載っていないのは残念! それと、和装のお人形はやはり後ろ姿も見たいので、会場で鏡を設置していないなら、写真で、と期待したのだけど、かなわなかった。そんなわけで、写真を見るほどに、「やっぱり実物の存在感にはかなわない」と思えてくる。

  • あたびー さん

    弥生美術館「泉鏡花球体関節人形展」(だったかな?)で購入。全て存在感のある一口では言えないほど素晴らしいお人形さんたちだった。中でも高野聖のお人形(表紙)にはスッカリ魅入られてしまって、うっかり「一緒に暮らしましょう!」と誘いそうになる。残念なことに会場にあった夫婦喧嘩のお雛様は載ってませんでした。天守物語の姫が携える鏡花せんせの首は、こちらが動いてもずっと目で追ってくる感じでしたよ。

  • 梟 さん

    「文豪・泉鏡花×球体関節人形展」にて購入。鏡花の世界観を妖しくも美しい人形が完全再現。各作品のあらすじや解説が収録され、鏡花入門書の一面も持っている。なんと言っても「鏡花本」の挿絵が豊富に収録されていることがありがたい。鏑木清方ら絵師と鏡花の関係も解説され、とても面白かった。個人的に一番印象に残ったのは陽月氏の「星の歌舞伎」。透明感漂い、ただただ儚く美しい。人形美術に興味を持つきっかけとなった。新しい扉を開いてくれたような気がする。

  • うめむら さん

    弥生美術館での展示、「文豪・泉鏡花×球体関節人形」の図録として購入。入門書として面白く読んだ。会場で1番印象に残ったのは愛実さんの『第二菎蒻本』の作品。(こちらには未収録)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

吉田良

昭和51年生まれ。東京音楽大学卒業。声楽演奏家、合唱指揮者、学校教員、学習塾経営などの経歴を持つ。現在、宮城県名取市議会議員(2期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品