吉田桃子 (児童文学作家)

人物・団体ページへ

夜明けをつれてくる犬

吉田桃子 (児童文学作家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065230206
ISBN 10 : 4065230209
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
210p;20

内容詳細

うまく話せなくて、友だちができない美咲。唯一の友だちだった飼い犬・レオンは、死んでしまった。ところがある日、通学路のお花屋さんで、レオンそっくりの犬を見つけて…。日本児童文学者協会新人賞受賞作家の最新作。

【著者紹介】
吉田桃子 : 1982年生まれ。日本児童教育専門学校絵本童話科を卒業。2015年、第32回福島正実記念SF童話賞で佳作に入選。2016年、第2回小学館ジュニア文庫小説賞で金賞を受賞し、『お悩み解決!ズバッと同盟』(小学館ジュニア文庫)として刊行される。同年、第57回講談社児童文学新人賞を受賞して『ラブリィ!』(講談社)を刊行し、2018年、同作で第51回日本児童文学者協会新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ゆのん さん

    心は言葉で溢れているのに言葉で発する事の出来ない少女。少女の心の支えだった犬のレオンが亡くなってからは暗闇の中にいる様な日々を送っている。そんな少女に夜明けは来るのか。辛い気持ちや悲しい気持ちに支配されていると、楽しかった事や嬉しかった事、幸せな気持ちを思い出せなくなってしまう。ちいさな体や心に悲しみを抱えている姿は本当に切ない。それでも明けない夜が無いように暖かな太陽に照らされるようなラストは読んでいる私の心までホッコリとさせてくれた。

  • itica さん

    【児童書】言葉が胸の中に留まり、うまく話すことのできない11歳の少女が、唯一心の通じ合える飼い犬の死を乗り越え、成長する物語。犬を飼っている人、その犬が旅立ってしまった人には涙なしでは読めないかも。つくづく犬や猫たち動物は、ペットではなく家族なんだなーと思った。話せない少女を見守る家族や知り合ったお姉さんのやさしさが心に沁みる。

  • クラミ♬ さん

    Naffyさんをたどってこの本へ。サンが美咲ちゃんに夜明けを連れてきてくれた!スーパー猫の日にどっぷり犬の良さを再確認できました。猫もイイけど犬も好き♡

  • 白雪ちょこ さん

    犬好きな人、動物好きな人、これから飼おうと思っている人、是非読んでほしい。 大切な家族を失った悲しみ、どうにか乗り越えようとしている彼女の一生懸命な姿に、 こちらもグッと胸が熱くなる。 大切な家族が骨になってしまった瞬間。 そういった死に対する生々しさも、味わった者にしかわからないだろう。 作者さんの思い、悲しさ、苦しみ、全てが美しい文章に描かれていた。 挿絵や表紙も、暖かみの溢れるもので美咲がようやく暗闇から一歩、明るい光の中へと踏み出せたことにも涙が溢れた。

  • かず さん

    大好きだった飼い犬のレオンとの死別、喉に見えないビー玉が邪魔して自分の言葉を出せない、友達もいないという孤独な美咲が、ビリーや葉子さんとの出会いで少しずつ変化していく物語。美咲がレオンのいない世界を受け入れた時に慟哭したり、見えないビー玉が砕けて言葉を出せるようになった場面が特に心を動かされた。初めは自分に自信がなかった美咲だったが、「私にはちゃんと乗り越えられる力があるはず。目には見えないけど、それはあるって信じたい。」と前向きに変化しており、自分も見習いたいと思った。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品