私が愛した映画たち 集英社新書

吉永小百合

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087210224
ISBN 10 : 4087210227
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p;18

内容詳細

「こんなにお話ししたのは初めてです」。
愛すべき映画人たちの素顔、撮影秘話がつまった感動のメモワール。

『キューポラのある街』から最新作『北の桜守』まで――。
これまでに出演した全120本から、特に思い出深い作品を自選し、語り尽くす。
映画と演技へのひたむきな思いが生んだ、記念すべき一冊!

(1)過去の名作の思い出が満載!
〈作品内容〉
・役者は経験より観察力だと実感…『キューポラのある街』
・声が出ない危機のさなかに出演。今も大事な渥美清さんの言葉…『男はつらいよ』
・高倉健さんと共に、本物の映画作りの素晴らしさを味わえた…『動乱』
・テレビシリーズを映画で幕引き。監督と対立した「一つのせりふ」とは…『夢千代日記』
・一番せりふが多く、一番難しい役にぶつかった…『母と暮らせば』ほか

(2)現場を共にしていたからこその知られざるエピソード
〈本作に登場する映画監督・スターたち〉
浦山桐郎、芦川いづみ、浅丘ルリ子、浜田光夫、笠智衆、
渡哲也、山田洋次、渥美清、高倉健、松田優作、市川崑、
岸恵子、森光子、樹木希林、深作欣二、緒方拳、
坂東玉三郎、阪本順治、二宮和也 ほか

(3)貴重な巻末資料・直筆文章つき
・吉永小百合直筆『北の桜守』撮影日記
・出演全120作品リスト

【著者略歴】
吉永 小百合(よしなが さゆり)
一九五九年『朝を呼ぶ口笛』で銀幕デビュー。以来、『キューポラのある街』、『愛と死を見つめて』、『動乱』、『細雪』『華の乱』、『長崎ぶらぶら節』、『北の零年』、『母と暮らせば』など一二〇本の映画に出演。

立花 珠樹(たちばな たまき)
一九四九年生まれ。映画評論家・共同通信社編集委員。著書に『若尾文子“宿命の女”なればこそ』、『岩下志麻という人生』、『新藤兼人 私の十本』『厳選あのころの日本映画101』、『女と男の名作シネマ』など。


【著者紹介】
吉永小百合 : 1959年『朝を呼ぶ口笛』で銀幕デビュー。以来、120本の映画に出演

立花珠樹 : 1949年生まれ。映画評論家・共同通信社編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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大女優の人間らしいエピソードがほほえまし...

投稿日:2018/02/17 (土)

大女優の人間らしいエピソードがほほえましいです。役柄と実像のギャップを知って、ますます応援したくなりました。東京オリンピック以降のテレビ普及と娯楽多様化による日本の映画界衰退、そして最近の盛り返しなど、激動の日本映画史も味わえる面白い本でした。ドラマ(夢千代日記)の音楽を担当した武満徹さんの曲への賛辞も3行ほど書かれていました。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Isamash さん

    2018年発行、著者吉永小百合、取材構成が立花珠樹(共同通信社編集委員)。大根女優と思ってたが最近浦山監督「キューポラのある街」を見て、彼女の魅力に驚かされ本書を手に取る。多くの監督や俳優に関する彼女の感想や評価が書かれていて興味深かった。彼女の映画として市川崑監督の「細雪」は1番と思っていたが、本人的にも自分の意地悪な表情が引き出されていて驚きだったらしい。市川監督との他コンビ作を見たくなった。夢千代日記で共演の松田優作の評価が高くてビックリ。「動乱」も見たくなった。プロデューサでの映画作り関与は初耳。

  • gtn さん

    「夢千代日記」におけるセリフを巡る監督との対立は、おそらく吉永が正しい。これにより二人に微妙なしこりが残るが、それに怖じない彼女の強さがある。その強さが、今も女優を貫き通している所以だろう。

  • jima さん

    1959年「朝を呼ぶ口笛」から2018年「北の桜守」まで出演した映画120本。その歩みを振り返る。

  • garth さん

    「私の手首は、まるで“ユリ・ゲラーのスプーン曲げ”の様にくねくねと曲がり、その場で私は必死で手を元に戻そうとしたのである」やっぱこの人って変…

  • みーさん さん

    吉永小百合さん本人は素晴らしい人だと思うが、映画はあまり見ていない。巻末に出演作120本が載っていて、映画館で見たのは海峡のみ。あとはテレビ放映でしか観てない。細雪、映画女優、外科室。細雪はいいと思っていたが、市川監督の魔法にかかったとあった。これを読んで見てない映画を観たくなった。

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