日米同盟はいかに作られたか 「安保体制」の転換点1951‐1964 講談社選書メチエ

吉次公介著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062585125
ISBN 10 : 406258512X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
追加情報
:
19cm,230p

内容詳細

アメリカから「貢献」「負担」を迫られ日本が応じる。池田政権が強化し、現在まで日米関係の根底に据えられてきたこの構図の核心に迫る。膨大な史料から読み込み描き出す、戦後日本外交の実相。

【著者紹介】
吉次公介著 : 1972年、長崎県に生まれる。立教大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(政治学)。東西センター(East‐West Center)客員研究員等を経て、沖縄国際大学法学部准教授。専攻は、国際政治学・日本外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かぉ さん

    一番の感想「難しい!」ただ、安保において「貢献」という文字がどれだけ出てきたか・・・またアメリカ追随の60年であり「対等」を目指す日本には程遠いものであったことも理解した。著者の最後に、日米の「対等」とはどういうことか?という問いかけがあるが、自身考えてみたことだ。

  • 惰性人 さん

    新安保締結後の池田内閣の外交を追っています。安保条約改定を契機として、日米同盟を堅持しつつ、独立国、自由主義陣営の大国日本としての外交を目指した政治家、外務官僚の努力が伝わってきます。あらためて、この時代が今の日本の経済、外交の基礎を作ったことを理解しました。

  • カラコムル711 さん

    あまり興味のない戦後日本の本である。  読んでいて「いらいら」する。日本の対米関係は同じパターンの懲りない繰り返しである。 「応分の負担をせよ」、「はいはい、やりましょう(本音はいやだが)」、「まだ、貢献が足りない」、「はいはい」、こんな繰り返しである。 政治家にせよ、学者にせよ、ジャーナリズムにせよ、この国の主流の秀才たちはアメリカに徹底的に「自虐的」だ。そんな者たちが、このパターンの繰り返しに甘んじてきた。 いつまでそうするのだろうか。

  • ぴよ さん

    サラッと新史料の発見について書いてるけど、大発見じゃないですか

  • kozawa さん

    色々資料をつきあわせてまぁ改めて見直す1951-1964の日米同盟に関する日本外交。まぁこういう視点で歴史をまとめ直す試みはいいんじゃないでしょか。

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吉次公介著

1972年長崎県生まれ。立教大学文学部卒業。同大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(政治学)。日本学術振興会特別研究員、東西センター(East‐West Center)客員研究員、沖縄国際大学法学部教授等を経て、立命館大学法学部教授。専攻、国際政治学・日本政治外交史(本データはこの書籍が刊行さ

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