Product Details
ISBN 10 : 4623077640
Content Description
一九七〇年、大阪万博。その開催のために切り開かれ、更地となった会場の跡地が森に生まれ変わるという奇跡は、いかにして可能になったのか。本書は、万国博覧会や都市における公園の歩みを通じて、今までの日本と世界の歴史を振り返り、これからの文明の姿を模索するものである。持続可能な生物多様性社会に向けた公園・都市・文明のあり方を、大阪万博および万博公園の計画に携わった環境プランナーである著者が、これまでの総括とともに提言する。
目次 : 第1部 大阪万博以前(日本は、万国博覧会とどうかかわったのか/ 内国博覧会から始まった万国博覧会/ 幻に終わった戦前の万国博覧会/ アジア初の万国博覧会―大阪万博開催/ 万博会場の設計思想)/ 第2部 大阪万博以後(「人と自然の新しい関係の再建」をめざした都市公園への転換/ 国立民族学博物館の誕生/ 太陽の塔は、残った/ 地球環境時代の新種の公園/ 巨大都市の功罪 ほか)
【著者紹介】
吉村元男 : 1937年11月京都市左京区生まれ。京都大学農学部林学科卒業(造園学専攻)。1968年環境事業計画研究所を設立し、代表取締役所長に就任。奈良女子大学、大阪大学、京都工芸繊維大学、鳥取大学などの非常勤講師を歴任。2001年3月環境事業計画研究所会長になり、同年4月鳥取環境大学環境情報学部環境デザイン学科教授に就任。2008年退職。「万博記念公園の森の基本設計」で日本造園学会賞、「鎮守の森の研究」で環境賞、都市公園での功労により北村賞などを受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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浅香山三郎
読了日:2020/12/01
chang_ume
読了日:2018/09/28
ちや
読了日:2019/11/20
takao
読了日:2020/09/20
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