素数ゼミの謎

吉村仁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163672304
ISBN 10 : 4163672303
フォーマット
出版社
発行年月
2005年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,126p

内容詳細

アメリカに17年あるいは13年に一度だけ何億匹も大量発生する不思議なセミ。なぜ、そんなに長い間地中にいるのか。17・13という「素数」に隠された謎とは。子どもから大人まで楽しめる科学読物。

【著者紹介】
吉村仁 : 1954年生まれ。ブリティッシュ・コロンビア大学研究員、インペリアル・カレッジ個体群生物学センター研究員、千葉大学客員教授などを経て、静岡大学工学部教授およびニューヨーク州立大学併任教授。数理生態学が専攻で、進化理論を研究している。セミのほかにも、さまざまな動物の行動を進化的な数理モデルで解析し、多くの研究論文を発表している

石森愛彦 : 1958年生まれ。イラストレーター。桑沢デザイン研究所グラフィックデザイン研究科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    最初は蝉の生態の話かなと思ったら、生存に素数の間隔が出てきた辺りから数学の勉強になったのが意外だった。挿し絵があって対象年齢低くても読めそうでよかった。

  • 鉄之助 さん

    中高生向きの本だったが、大人の好奇心も十二分に満足させてくれる良書。第一に分かりやすい! アメリカ東・南部に13年ないし、17年ごとに大発生する蝉が「素数ゼミ」だ。狭い範囲で50億匹も出現するのだがその鳴声は、「6畳間で400匹が鳴くような」うるささだという。成長するのになぜこんなに時間がかかる? なぜ17年? なぜ狭い範囲? 数々の疑問を解き明かしながら、数学の「素数」の不思議にも見事に答えを出している。自然の摂理の美しさ、を感じる1冊だった。

  • absinthe さん

    13年や17年のに一度思い出したように大発生する、体の小さい蝉がアメリカだけに生息している。一度に発生する理由と、素数という変わった周期の謎を明かす。読むとなるほどと納得する。好んでとりつく木の樹液に養分が少ないので体が大きくなるには時間がかかるらしいのだが、期間が素数になるという謎の答えは面白かった。大自然の神秘。あの小さなセミ達が、ここまで健気に今の時代まで頑張ってきたのかと思うと感動する。

  • 小梅 さん

    そうか、長すぎても地中で幼虫のまま死んでしまうのか…素数ゼミの存在は知ってましたが、大変面白く読みました。 イラストも装丁も良いですね。 しかし、素数ゼミは美味しいのかぁ〜知らなかった(@ ̄ρ ̄@)

  • kinkin さん

    アメリカで13年あるいは17年周期で大発生する「素数ゼミ」を解説した本。著者はこのセミに着目したのは「地球の壮大な歴史の不思議」や「数字の不思議」がわかってくると考えたことを理由としている。素数ゼミについて、セミと気温や氷河時代との関係、セミの歴史について解説されている。後半はすこし難しかったがそれでもわかりやすく書かれていると感じた。地球規模の長い歴史から見れば人間もひょっこりと現れた生き物でいずれは絶滅したりあるいは再び現れるのかもしれない。まだまだ不思議だらけの地球。図書館本

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人物・団体紹介

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吉村仁

1954年神奈川県生まれ。ブリティッシュ・コロンビア大学研究員、インペリアル・カレッジ個体群生物学センター研究員などを経て、静岡大学創造科学技術大学院教授(工学部システム工学科兼務)およびニューヨーク州立大学併任教授、千葉大学客員教授。専門は数理生態学で、主に進化理論を研究している。1987年に発表

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