吉本隆明詩全集 5 定本詩集 1946‐1968

吉本隆明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784783723509
ISBN 10 : 4783723508
フォーマット
出版社
発行年月
2006年11月
日本
追加情報
:
20cm,301p

内容詳細

ぼくの孤独はほとんど極限に耐えられる。ぼくの肉体はほとんど苛酷に耐えられる。ぼくがたふれたらひとつの直接性がたふれる。もたれあふことをきらつた反抗がたふれる。時代を変革した詩と思想の奇跡的な遭遇。

目次 : 固有時との対話 1952(固有時との対話/ 少數の讀者のための註)/ 転位のための十篇 1953(火の秋の物語/ 分裂病者/ 黙契 ほか)/ 定本詩集(1、4、5)(1946〜1952/ 1953〜1957/ 1959〜1968)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • フジマコ さん

    僕は吉本隆明さんを高校の頃から知っていてこの本に載っている「転位のための十篇」を貪るように読んでいました。当時僕はアレンギンズバーグやジャックケルアックなどのビートニク世代に興味を持ちギンズバーグの「吠える」ケルアックの「地下街の人々」「路上」など読み漁っていました。不登校になる寸前だった多感な僕の精神を保ってくれたのは吉本さんを含めた彼らの言葉と4年前に死んでしまった親友の存在でした。転位のための十篇は戦後の復興の中で大きく変わる価値観に戸惑う吉本さんの心を綴った詩です。読み返してリアリティが増しました

  • Tadano_Kosho さん

    吉本隆明おもしろいってどうして今まで誰も教えてくれなかったの。

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人物・団体紹介

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吉本隆明

1924・11・25〜2012・3・16。詩人、批評家。東京生まれ。東京工業大学卒業。1950年代、私家版の詩集『固有時との対話』『転位のための十篇』で詩人として出発するかたわら、戦争体験の意味を自らに問い詰め文学者の戦争責任論・転向論を世に問う。60年安保闘争を経て61年、雑誌「試行」を創刊。詩作

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