吉本ばななが友だちの悩みについてこたえる

吉本ばなな

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022515599
ISBN 10 : 4022515597
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
追加情報
:
178p;19

内容詳細

私であれば、このように対処します。
10〜60代の友だちづきあいの疑問に、具体的な処方箋がいっぱい。
他人との距離の取り方、どのようにふるまえばよいかの「基本のき」を親身に正直に語ります。多くの困難を生きて、人びとの声に耳を傾けてきた著者による36の心をこめた名回答。

【目次から】
◯学校でのうわべのつきあいに疲れているので、本当の友だちを作るにはどうしたらよいですか。
◯元カレと友だち関係に移るということはありえますか。
◯職場とプライベートとの友だちづきあいの違いは?
◯友人からお金を貸してほしいと言われたときには?
◯ママ友とはどのように接したらよいですか。
◯ネット上の友だちには悩みも言えますが、リアルの友だちに心を開けません。
◯子どもの友だち問題に親は介入する?
◯女友だちから「不倫交際している」と言われ、制止したくなっています。どんなことを友だちに言いますか。
◯30代の親友がガンになり闘病中です。どのように接したらいいですか。
◯友だちがいじめにあっていて救いたいけれど、自分も標的になるのが怖い。
◯ばななさんの心に強く響いた、友だちからの助言はありますか。


【著者紹介】
吉本ばなな : 1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。著作は30ヶ国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞(Under35)、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    吉本ばななは、新作中心に読んでいる作家です。著者の人生相談は初読です。最初、著者の友だちからの相談かなと思いましたが、様々な人達の友だちに関する人生相談でした。著者は、真面目に真摯に答えていて、納得感がありました。著者の初恋がオバケのQ太郎のドロンパだとは思いませんでした(笑) http://fanblogs.jp/kosumonemoshin/archive/11/0

  • いつでも母さん さん

    そうか、『友だち』問題。それぞれの『友』と言うワードの悩みにばななさんが回答している。勿論、ばななさんの自論を展開しているのだが・・ある問にはへぇー!とびっくりしたり、さすがバッサリ!と感心したりで妙に納得の一冊だった。『友だち』友だちだと思った人が、ただの知り合いだったことがあったなぁと思い出した(笑)私はおかげさまで友に恵まれ支えられていると深く感謝しかない。この先も友に恥じぬ人生を歩みたい。さりげなく支えてくれるのが私たちの友人関係なのだ。

  • 🐾Yoko Omoto🐾 さん

    友達に関する様々な悩みに、ばななさんなりの回答を纏めた一冊。ご本人も断りを入れているように、あくまでも彼女の経験則が元になったアドバイスがメイン。友達というものに対してのスタンスや考え方に近い部分も多く、様々な経験を経て現在ある自分の、今後の在り方への参考と再確認という意味で興味深く読了。「人間関係が変わる時というのは自分自身が大きく変わった時。」環境の変化や流動的な人間関係で、疎遠になる人がいるのは自然なこと。離れる人に執着せず、変化をプラスに受け入れることが肝要。自分を大切にしたいと思える一冊だった。

  • おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと… さん

    82/100点 いろんな年代の人たちの36個の悩みを吉本さんがアドバイス。吉本さんの回答には、中には少しピントがズレてるなとか、独善的だなと思われる部分もありましたが、概ねご自身の経験によると思われるいろんな角度からのアドバイスを提示されているところに好感が持てました。吉本ばななさんそのものの人柄が伝わって来て興味深かったです。なるほどなぁーこういう考え方もあるのかなどと思わせられることも多々あり面白く読むことが出来ました。すんなりと自分が一番共感出来たのは【24】の友人と会社を興したい人の相談でした。

  • キク さん

    「友達についての悩み相談」に対して、ばななが本気で答えている。春樹さんの「走ることについて語るときに、僕の語ること」が村上春樹という個人の存在について真摯に語ることになっていたように、友達について語ることが、よしもとばななという存在を真摯に語ることになっていた。春樹さんにとっての「走る」が、ばななにとっての「友達」なんだろうな。すごく大事に向き合っている。僕なんかには「走る」ことや「友達」と、ここまで真剣に向き合うことはできないなと圧倒される。でも「読書」なら、僕でも同じように向き合えるのかもしれない。

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吉本ばなな

1964年東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TSUGUMI』で山本周五郎賞、95年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞、22年本

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