「腹を括れば道は拓ける」煩悩和尚の人生を変えた、空海の言葉。 手塚治虫の漫画『ブッダ』で解説

吉川政瑛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784838727339
ISBN 10 : 483872733X
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
198p;19

内容詳細

空海が高野山を開いて1200年。愛知四大観音寺(尾張四観音)・笠寺観音副住職を経て独立。宝蔵院住職である著者・吉川政瑛は、かつて煩悩だらけの青年期を送ったが、寺を継ぎ空海の言葉と出会うことで、名和尚となった。その空海と密教の教えを、混迷する現代人に向けてシンプルに分かりやすく伝える!

目次 : 序章 美言に真なし、真言に美なし。/ 第1章 「空」と「海」の心で混沌の時代を切り拓く!/ 第2章 「空」と「海」の心で感情をコントロールする!/ 第3章 戦争はすでに始まっている!?/ 第4章 自分を愛するように他人を愛す。/ 第5章 宇宙の心は悪を滅ぼす。/ 第6章 人の心をつかむ、心を動かす。/ 第7章 人は一人で歩まなければいけない。/ 第8章 運命論、宿命論なんて存在しない。/ 第9章 ほんとうの指導者、にせ者の指導者。

【著者紹介】
吉川政瑛 : 1969年、愛知県生まれ。愛知学院大学に入学するも疑問を感じて中退。その後、18代からありとあらゆる仕事を経験。89年、思うところあって智山専修学院にて修行を始める。90年、愛知四大観音寺(尾張四観音)・笠寺観音副住職。2000年、宝蔵院住職。この間、97年、「四国歩き遍路」で得た経験を生かし、多くの方に信仰のご利益を味わっていただく目的で「四国遍路巡拝」をプロデュース。参加者に経営者が多く、以来、企業の従業員教育を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • がんぞ さん

    手塚治虫の『ブッダ』は大乗経典寄りだが、本書の主な依処、空海開祖の高野山真言宗は、さらに「生の肯定」という釈尊の「一切皆苦/寂滅為楽」と真逆のスタンスで教義・儀式を構築していく。/佐々木閑は「現在では禅宗がブッダの教えに一番近い」と述べたが、116すでに釈尊は大悟していた…「空」すべての現象や物に実体はなく、あるのは縁起(此縁性縁起)なのです177戦争や殺人、民族感情を煽ったり、他の宗教を批判したり、人のものを盗んだり、強姦することは絶対にいけないのです。宇宙の法則を持ち出すまでもなく、人として当たり前…

  • ハヤカワショボ夫 さん

    煩悩和尚こと真言宗住職の金言集。手塚治虫の漫画「ブッダ」を挿絵に仏教の基本的な考えを分かり易く説明し続いて空海の言葉を引用し独自の解説(言霊・鏡の法則・感謝等)を加えています。そして世の中は経済戦争の真只中にありメディアや資本家達の洗脳がなされています。だから感情を乱されずコントロールすることが大事であると説いています。また孔子の偽善と墨子の名指導者ぶりを比較しています。結局人は一人で歩まなければならないのだから釈尊をでさえ疑い又殺す位の覚悟が必要で全てを覚悟して腹を括れば道は拓けるのでしょう。【図】★☆

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