手話居酒屋ふさお ありがとうお客さん 聴こえない俺が頑張れた

吉岡富佐男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784847080043
ISBN 10 : 4847080041
フォーマット
出版社
発行年月
2010年10月
日本
追加情報
:
201p;19

商品説明

「耳が聴こえるとか、聴こえないとか関係ない。人間はみんな同じ世界に生きている」。
これが居酒屋店主・吉岡富佐男の信条だ。

3歳で聴覚障害になり高等聾学校を卒業後、自動車メーカーの塗装技術者として働き、リストラの波に煽られて自主退職。
耳が聴こえないにもかかわらず接客業の居酒屋を始めた。評判が評判を呼んで店が軌道に乗りかけた頃、突然の事故が富佐男を襲う……。
強烈な人生の逆風の中で富佐男を支えたのは、周囲の優しさと愛だった。

開店10周年を迎える手話居酒屋のマスターが語る波乱万丈、感動いっぱいの人生物語。

内容詳細

耳の聴こえない居酒屋マスターが手話と真心の味で切り盛りする繁盛店がある―。

目次 : 第1章 救われた命、奪われた耳(聴こえない耳―窒息、痙攣、そして音のない世界へ…/ マイナーな考え―思いつめた父は私と心中を図る ほか)/ 第2章 耳の聴こえないケンカの強いヤツと呼ばれて(乱闘―パンチパーマのワル高校生をぶちのめす/ 警察官―暴れすぎで少年院送りと脅される ほか)/ 第3章 塗装技術者としての誇りと挫折(塗装の仕事―重労働に耐え働く喜びを感じる/ コミュニケーション―職場の仲間が手話に興味を持ち人間関係もスムーズに ほか)/ 第4章 第二の人生がくれた喜び(大久保の店―スナックの居抜きを借り、串揚げの味で勝負を賭ける/ 不思議な常連客―開店初日に自信を持たせてくれたお客さん ほか)/ 第5章 どん底に突き落とされ、復活の勇気を与えてくれたもの(ひとしずくの涙―頼りにしていた姉ががんに倒れる/ 悪い噂―バイク事故と営業妨害で奈落の底へまっさかさま ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ドシル さん

    手話関係者なら知っている大久保駅近くの串揚げ居酒屋ふさおの店主、吉岡富佐男さんが書いたご自身の半生が綴られた本です。 生い立ちからろう学校時代の思い出、大手自動車メーカーに就職してからのこと、そして居酒屋をオープンする時のお話とその後の苦労などなど書かれています。 苦労話や思い出話だけではなく、居酒屋ふさおの今後の夢も書かれています。 手話を知らない方にも読んでもらいたい!

  • Misa さん

    聴覚障害者が小さい頃からの夢を叶えた…的な話かと思ったら、全然違った。耳が聞こえなくてできない仕事は、電話応対だけではないだろうか?実際、筆者はアルバイト先でも就職してからも、完璧に仕事をし、信頼を得ている!そして、自営業への転身。そのお店は、障害の有無、国籍に関係なく集う場になっている。いつか行きたい。

  • jgseven さん

    なにごともコミュニケーション。

  • きよきよ さん

    手話関係者なら知ってる人も多いとは思いますが、東京はJR大久保駅近くにある「串揚げ居酒屋ふさお」の店主である、吉岡富佐男サンの半生が書かれた本です。 私も上京するコトがあれば、一度は行きたいと思ってるお店です。

  • あこぶ〜 さん

    ここは遠くて行けないけど、http://www.shuwa-shuwa.net/ ←こちらのお店にこの本が置いてあってさっそく図書館に予約(速攻届いた)。カフェバーでは手話力の足りなさを痛感し、中途失聴の店主さんからお聞きした手話上達法は、やはり他の方たちが言われるのと同じで、習うより慣れろ! なんですね〜。ろう者と聴者の隔たりなく、てのも最近はずいぶん壁が低くなってる気がしますが、では視覚障害と聴覚障害の間を取り持つ方法は? と模索中です。あと通訳者の保護も、本当のバリアフリーは奥が深いです。

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