童謡・愛唱歌の謎 あの唄も、この曲も実は戦争の歌だった

合田道人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784305710543
ISBN 10 : 4305710544
フォーマット
出版社
発行年月
2025年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

知らずに口ずさんでいたあの唄には戦争の影が見え隠れし、いつも耳にしていたあの曲には戦中・戦後の苦しみと復興への希望が込められていた。

目次 : 第一章 本当は戦争の歌だった(ウミ/ かもめの水兵さん/ 我は海の子/ 戦友/ 青い眼の人形/ ないしょ話/ 蛍の光/ 故郷の空)/ 第二章 昭和20年、終戦を決定づけた出来事の歌(リンゴの唄/ さとうきび畑/ INORI〜祈り〜/ 長崎の鐘/ 僕は唱歌が下手でした)/ 第三章 終戦の中で育まれた童謡(里の秋/ 汽車ポッポ/ みかんの花咲く丘/ 桃太郎/ ぞうさん/ めだかの学校)/ 終章 戦争を知らない子供たち(戦争を知らない子供たち)

【著者紹介】
合田道人 : 1961年、北海道釧路市生まれ。1979年、高校在学中にシンガーソングライターとして「釧路にて」でデビュー。数々の新人賞を受賞。さらに2024年、五木ひろしの「こしの都」では作詩家として「日本作詩大賞審査員特別賞」を受賞、工藤夕貴&ロス・インディオスの「コモエスタ・ロスアンジェルス」などでは作曲家としても活躍。BSテレ東『プレイバック歌謡祭』『武田鉄矢の昭和は輝いていた』などでは司会者、コメンテイーターとしても人気。現日本歌手協会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tamami さん

    戦前に発表され、音楽の教科書にも登場する童謡・唱歌の中には、戦後になって改変させられたり、最初に作られた詩の中の一部が歌われなくなった曲が数多く存在する、というところから本書はスタートする。エピソードの幾つかは既知であったが、周辺の事項がより深く掘り下げられていて、改めていくつかの曲を小声で歌ってみた。ある時期に見られた、戦前のものはすべて否定されるべきという風潮に対して、作者は身近な童謡によって、戦争の苦しみや無意味さを後世に伝えることが大切だと記す。詩の内に込められた当時の人々の思いに馳せ、歌いたい。

  • なな さん

    当たり前過ぎることは書かれない。そして忘れ去られる。時代で立場で環境で、見方は簡単に反転する。全20曲。消えた・替えられた歌詞は元々知っているものも多かった。関わる方の体験などは知らないことばかり。殊に13『僕は唱歌が下手でした』憲兵佐藤源治の終戦から死亡までは真空に放られたような苦しさがあった。09『リンゴの歌』東京大空襲の胴帯に入れた松竹マークの給料袋のおかげで川から引き揚げられた後最速で愛娘と再会叶う。まだ人々は礼儀正しい。空襲のイメージが修正された。できたら多くの方に手にとってほしい。

  • takao さん

    ふむ

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