史記 3 ちくま学芸文庫

司馬遷

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480082039
ISBN 10 : 4480082034
フォーマット
出版社
発行年月
1995年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
15cm,388p

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読書メーターレビュー

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  • かごむし さん

    世家からは面白くなると聞いていたので、過剰な期待を込めて読み始めたが、面白かった。気がつけば没頭していた。日本人は昔から、史記その他からいろんな故事を引用し、ことわざなんかにしている。それを現代に使うのはちょっと古くておじさんくさいななんて思っていたし、昔は教養と言えば、とりあえず漢文だったんだから、今ことさらに使う必要はないねなんて思っていた。今回史記を読んでみて、文章が持つ強さと瑞々しさに圧倒された。「ほら!例えて言えば・・・史記で言うあの話し!」っていう感じで、定着して行ったんだろうなあと思った。

  • perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺 さん

    春秋・戦国時代。ひたすら武力討伐と政治亡命と国君の首の挿げ替えと謀反と内政干渉という無味乾燥な記事が続き退屈。しかし合間にある挿話目当てに読み続ける。岩波文庫が何故列伝のみなのかが分かる。 箕氏の話が出てきて、箕氏朝鮮の逸話が載っていた。伝説的ではあるが文献で確認するとそうした意識があることが分かる。分かりにくくしているのは国君の諡(おくりな)。武・文・霊・哀・献・成・昭・宣・恵・繆・景・荘…こうした文字が王・公・候・伯・子につけて呼ばれるが、それらが被りまくりで誰が誰なのか混乱しそうだ。→続く

  • ヨクト さん

    戦国時代の諸国についての歴史だが、ひとつひとつがなかなかのボリュームがある。ひとつの国を多面的に見られるので、そこの書き方は司馬遷の筆力たるものだろうか。

  • ヴィクトリー さん

    だいぶ面白くなってきた。諸侯の歴史なので、ただ代替わりがだらだらと記されているだけのところもあるけれども、様々な人の醜悪な様や立派な様が記されていて、この書物が長く読み伝えられてきた理由が分かる気がする。目につくのが、公子や重臣の亡命の多さ。受け入れる方もいろいろな思惑があるのだろうけれども、国が乱立しているという事はこういうことか、と改めて思いもするし、こういう状態がその後の中国でも続けば、また全然違った歴史になったのだろうな、と想像してみたくもなる。まぁ、地理的条件からして無理な気もするけど。

  • のんたん  さん

    世家は諸侯の歴史いうことで、この時代を知る上で重要だが、とにかく情報量が多く読み終えるのに時間がかかった。中でも晋世家は大国でありエピソードも多く、読み応えがあった。個人的には、斉の妟嬰は列伝ではあまり書かれていなかったが、斉太公世家で頁数が割かれていてちょっと嬉しかった。

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司馬遷

紀元前145ごろ〜紀元前85ごろ。中国前漢時代の歴史家。代々歴史、天文を司る一族として秦や漢王朝に仕えた家柄に生まれ、幼少期より各地を巡って歴史を学んだのち、父・司馬談の後を継いで太史令となる。その後、武帝の意に反して友人を擁護したため宮刑に処されながら『史記』の完成に生涯をかけた(本データはこの書

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