若者は本当に右傾化しているのか?

古谷経衡

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784757223004
ISBN 10 : 4757223005
フォーマット
出版社
発行年月
2014年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
241p;18

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    データを駆使して説明していますので、話はわかりやすいです。数字は人を欺くことがよく伝わりました。

  • テツ さん

    右だの左だの自分の主義主張から少しでも外れたら極端なレッテル貼りをすることが多い気がしていた今日この頃。「若者の右傾化」という文言もちょくちょく目にしてはいたけれど、それが真実なのかデータを交えながら解説してくれる。極端なカテゴライズをすることはその時点で修復不能な断絶を生む。レッテル貼りってね。きっと楽なんですよね。解り合えないとしてしまった方が楽。ただそれは誠実な行いではないし(嫌いな言葉だけれど)この国のためにも国民のためにもならない。

  • みじんこ さん

    タイトルの通り、若者の右傾化という言説について様々な統計データを使って反証していく。奇しくも昨年の衆院選でも次世代の党ではなく共産党が躍進するという結果となり、本書の内容を裏付けている。序盤の『永遠の0』の考察は面白い。自分もあの映画の表層的な部分しか理解できていなかったと感じた。保守派は同胞融和の精神から社会的弱者のことを理解せよ、という著者の意見に私も賛成する。領土問題などの「高度国家論」も大事だと思うが、保守派が同胞を助けることはまさに愛国的であり、それが保守派へ若者の支持を集めることにもつながる。

  • Yasomi Mori さん

    ブログ「アニオタ保守本流」の古谷氏の著作。要点だけさらっと立ち読みしたのでメモ。/近年国内では「若者の右傾化」が叫ばれている。だが、そこでいう「右傾化」を従来のイメージのままに捉えることは問題だと著者は主張する。現代の若者(とされる人)たちは「愛国心」を大切にするが、同時に「戦争で死ぬのはゴメンだ」という気分もまったく違和感なく共存させている。「安倍首相が好き」だからといって、「軍国主義に賛成」というスタンスへ直ちに結びつくわけではない。むしろ「右傾化」を警戒、あるいは礼賛する側こそが、

  • 田中峰和 さん

    田母神の躍進は中高年の投票率が高いことをデータで説明し、若者の右傾化を否定する。憲法問題や安全保障、靖国、領土問題、歴史認識など高度国家論中心の主張は、貧困や非正規、雇用の問題に関心のある若者には受け入れられないと説明。ネット右翼は低所得層ではなく、むしろ中産階級中心であるとの意見は他の論客と共通で、このままでは保守思想は弱者中心の若者には受け入れられないとする。高校時代、スクールカースト下層で非モテだった著者。その環境から這い上がった自分たちこそ弱者に寄り添った新たなソーシャル保守になれると主張する。

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