月の白さを知りてまどろむ DREノベルス

古宮九時

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784434310638
ISBN 10 : 4434310631
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
384p;19

内容詳細

「月白の主が選ぶ客は―生涯でただ一人です」神に捧げられた美酒と芸楽と聖娼の街アイリーデ。そこには大陸中から多くの客が集まり、だがその一方で人を害する“化生”が密やかに存在していた。―神話正統の妓館「月白」の主でありながら、化生を捕らえる巫女である少女サァリと、王都からやって来た化生斬りの青年シシュ。二人の出会いと前後にして、街には不穏な影が差し始める。webで人気を博した神話と人を巡る物語。第二譚までを収録して待望の書籍化!

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    大陸中から多くの客が集まり、化生が存在する神に捧げられた享楽街アイリーデ。神話正統の妓館「月白」の主で巫女の少女サァリと王都から来た化生斬りシシュが出会うファンタジー。非日常を思わせる街を舞台に運命的な邂逅を果たした二人。首を突っ込むくせにどこか脇の甘いサァリが事件に巻き込まれ、シシュが助けに行く構図で、特殊な存在ゆえに様々な顔を垣間見せるサァリと、機微が読めない堅物なシシュの様々な事情が複雑に絡み合う関係性、そして互いにかけがえのない存在になってゆく二人がどう運命に抗うのか、続巻に期待の新シリーズです。

  • わたー さん

    ★★★★★酒、芸事、人肌という3種の神供を擁するアイリーデに、人を惑わす化生を退治する化生斬りとして訪れた青年シシュ。彼が「人肌」を継ぐ妓館「月白」の主である少女サァリと出会うことから始まる異類婚姻譚。面白かった。アンメモ、バベルとは別の世界を舞台にした重厚なファンタジーで、好きな要素しかなかった。なまじ行動力があるせいで問題に首を突っ込んで窮地に陥る危なっかしいサァリと、彼女に振り回される武骨で堅物なシシュが、自覚のない淡い好意をお互いに寄せる様、はっきり言って最高なのでは。

  • サキイカスルメ さん

    聖娼の街アイリーデへ、人を害する《化生》を倒す化生斬りとして王都からやってきた青年シシュ。神話正統の妓館「月白」の主で巫女のサァリ。街を巡る陰謀と戦いの異類婚姻譚!堅物で顔がいい青年と大人のような振る舞いをせざるを得なかった少女の組み合わせ、最高でした。血生臭い戦いや薄暗い陰謀要素も多くて、お話としても面白かったです。シシュとサァリの割れ鍋に綴じ蓋さが凄かったです。エピソードだとシシュの欲望大解放のところが面白くて好き。内容が濃くて、この一冊だけで単行本二冊分読んだくらいの満足感です。続きも楽しみです!

  • hisa_NAO さん

    「神の逸話が残る異世界、和洋入り交じる舞台で展開される恋愛ファンタジー」 大きな力を持ち、何事にも一所懸命。危うく美しい月白の巫サァリーディ。真面目で堅物、王より派遣された笑わない化生斬りシシュ。神話の面影を色濃く残す、酒と芸術と聖娼の街アイリーデを舞台とした、「殺伐とじれじれを往復する」物語。 ミステリ要素を入れた中編2話構成。まだまだ謎の多い、世界の紹介がてらのお話の始まりって感じです。

  • 彩灯尋 さん

    あんな堅物真面目シシュに、娼館の美しく大人びているがまだ少女なサァリを当ててくる関係性が本当にずるい…そういうの大好き。神々を頼りながら生きてきた街の雰囲気や、登場人物たちの背景を知れば知るほどストーリーがどんどん面白くなっていき、古風な世界観にどっぷりと沈みながら読書ができた。シリアスな空気感もとても好き。続きも読みたい。

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人物・団体紹介

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古宮九時

静岡県御殿場市出身。第20回電撃小説大賞、最終選考作『監獄学校にて門番を』(電撃文庫)にてデビュー。「このライトノベルがすごい!2020」(宝島社刊)にて『Unnamed Memory』が単行本・ノベルズ部門第1位を獲得。「このライトノベルがすごい!2021」の単行本・ノベルズ部門では、『Unnam

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