繭、纏う 2 ビームコミックス

原百合子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047357082
ISBN 10 : 4047357081
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
追加情報
:
177p;19

内容詳細

「十二単の昔から美とは髪であり、その血脈を少女が纏う。耽美、謎、恋…ぞくぞくする」
さいとうちほ(『少女革命ウテナ』『とりかえ・ばや』)、絶賛。

髪の毛でつくられた制服が伝統の星宮女学園。寮組の新入生たちは、3年生の” お姉様” にひとりずつ、” 妹” として選ばれる。息が触れ合うほどの蜜月期。その圧倒的な美しさに、少女たちは呑み込まれていく……。

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夕美夜たえ さん

    この作品が耽美なことは間違いないが、私はこの作品を読むと、だんだん美しさが分からなくなる。面白いのか面白くないのかが分からない、不思議な気持ちになる。

  • いりあ さん

    雑誌「月刊コミックビーム」で連載されている原百合子の「繭、纏う」の第2巻です。特別な制服を纏う星宮女学園に通う生徒たちを描く百合作品です。唯一無二の世界観を構築しています。本巻では少女たちの群像劇に、前巻でもちょっぴり散りばめられていたファンタジー要素が多めになっています。美しい黒髪は「約束」でもあり、「呪い」でもあり、少女たちを学園に縛りつけます。それにしても、この制服の質感がたまらないです。

  • たけはる さん

    1巻に引き続きうるわしい百合物語!女優のむすめさん(名前わすれた……)の嫉妬が滾る。星宮さんはどんなお嬢さんなんだろう?顔が見たいし性格ももっと知りたい。

  • 毎日が日曜日 さん

    百合は好きだけど髪の毛で制服を作るのに引くな。

  • おこげ さん

    複数カップルの群像劇テイストを帯びてきた百合と髪と制服を紡ぐ歴史。相手のことなにも知らない同士が一歩踏み出しかける刹那、前巻で華の唇へキスをした横澤さんが本心を総て放出するクライマックスにまた美しさをみる…💐ここにも星宮さんに心とらわれる者・九条さんの回想にて少しずつ紐解かれる彼女の謎と、新入生で新妹の宮田さん×九条さんのどきどきな今後に要注目。

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人物・団体紹介

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原百合子

昭和11年静岡県に生まれる。加藤楸邨・原田喬・九鬼あきゑに師事。椎集賞受賞。静岡県芸術祭賞受賞。静岡県俳句文学賞準賞。寒雷賞受賞。「暖響」・「椎」同人。現代俳句協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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