江戸の料理史 料理本と料理文化 中公新書

原田信男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121009296
ISBN 10 : 4121009290
フォーマット
出版社
発行年月
1989年06月
日本
追加情報
:
18cm,259p

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読書メーターレビュー

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  • しゅわ さん

    江戸の食文化関連本を読んでいたら急に懐かしくなって…倉庫から掘り出してきたので記念再読&登録。卒論の準備をしていた時期に…教授から勧められ、たぶん一番読み込んだ本。長く続く太平の世で独特の発展を遂げた江戸時代の料理文化を、料理本と料理屋を中心に解説。内容はちょっと専門的ではありますが、新書だけあって比較的とっつきやすいかな。江戸300年の食文化の流れをざっと把握するにはもってこいの良書です。

  • TALOS さん

    江戸時代の食文化は学生時代から興味はありましたが、こうやって食文化中心の書籍は初めて読みました。サブタイトルを見逃していたので料理本中心の記述は「…期待していたのと違う」でした。しかし、化政文化移行の記述は期待通りの華やかな江戸の食文化を学ぶことができました。前々から江戸っ子の初鰹への執念は異常に感じていましたが江戸特有の粋の文化ゆえの過熱しすぎた流行のようなものなのだとわかりました。また、意外に興味深かったのが地方の食文化で江戸と対照的な格差はどこから生まれたのか、江戸期の経済も興味を持ち始めました。

  • 印度 洋一郎 さん

    日本で料理が本格的に文献にまとめられた江戸時代に始まる、料理本を中心にする料理文化史。それまでは特権階級向けに作られる料理のレシピの口伝中心だったものが文献になる事で初めて体系立てた文化になるのだが、その周辺を探っていくと江戸時代の初期には、寺院での茶会の軽食だった茶飯が人気になるほど外食産業が貧弱だったことが伺える。それが元禄辺りになって、経済の発展で富裕な商人階級を中心に料理文化が勃興し、高級料理店も登場してくる。そして、文化文政期になると大食い大会に見られる爛熟を見せ、著者の見解では明治維新で終わる

  • takao さん

    ふむ

  • 田蛙澄 さん

    ここのところ菜食料理に凝ってるので、江戸時代の料理とか参考になるのではと思って読んだが、料理本については多く記述されてるがその中の料理法についてはあまり説明がなかったので期待とは違ったが、地方が飢餓の天明期に一方では江戸で料理屋が繁盛してたり、化政期には大食い大会や促成栽培の野菜を使ったり屋敷に絡繰りを使った料理屋が出て遊びの爛熟に達し、料理本も実用書から文人趣味や庶民の読み物になっていき、それが地方にも伝播して庄屋階級に学ばれ、村の料理人がいたり伊勢参りが料理を楽しみとするものだったりと大変勉強になった

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