日本帝国の膨張と縮小 シベリア出兵とサハリン・樺太 スラブ・ユーラシア叢書

原暉之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784832968905
ISBN 10 : 4832968904
フォーマット
発行年月
2023年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
456p;21

内容詳細

目次 : 序章 日本帝国膨張と縮小のモデルとしての北サハリン占領/ 第1部 サハリン州の再構成から尼港事件へ(V字回復の先を模索するニコラエフスク―尼港事件の社会的背景/ 尼港事件はどのようにして起こったか―三月武力衝突とその前後/ 革命・内戦期の北サハリンとイヴァン・スタヘーエフ商会の活動/ 革命・内戦・干渉戦期のサハリン州の漁業/ 尼港事件と日本の政治・社会)/ 第2部 保障占領下北サハリンの政治・経済・社会(保障占領のポリティクス―帝国日本の統治とサハリン島民/ サハリン軍事占領と司法―「裁判の公平」「司法権の独立」をめぐって/ 北サハリンに進出した日本人商工業者の活動と引揚げ/ 北サハリン占領と島内・外の交通体系―サハリン島の一島支配と輸送/ 北サハリンと“樺太”農林資源問題―“北樺太”農林資源調査と一九三〇年代の木材輸入を中心に)/ 第3部 日ソ基本条約とその後のサハリン・樺太(日ソ国交正常化交渉とサハリン問題―北京会議と日ソ基本条約の締結(一九二四‐二五年)/ 一九二〇年代のサハリン先住民族の移動と国境の関係性―樺太庁による「オタスの杜」集住化/ 北サハリンから日本へ避難・移住したロシア人―一九二四‐一九二五年/ 一九二五年の樺太における「国民統合」―皇太子の行啓を中心に)/ 終章 共通利益による体制融和構想の破綻―ソ連の計画経済と北サハリン

【著者紹介】
原暉之 : 所属:北海道大学名誉教授。専門分野:ロシア極東近現代史

兎内勇津流 : 所属:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター。専門分野:ロシア史

竹野学 : 所属:北海商科大学商学部。専門分野:日本経済史

池田裕子 : 所属:東海大学札幌キャンパス。専門分野:日本教育史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • BLACK無糖好き さん

    シベリア出兵から派生した北サハリン占領と撤収を多面的に分析した論集。尼港事件とサハリン島との関係を日露双方の史料から検討している。また、サハリン州の漁業や、北サハリンに進出した日本人商工業者の活動、農林資源問題など社会状況も幅広く取り上げている。興味を引いたのは、尼港事件の被害者に対する救済が不十分であることを主張し、「救恤金」を求める運動を展開した島田元太郎の人物像。他にも普段あまりスポットの当たらない人物(高村権次郎)も取り上げていて、この辺りがこの手の論集の魅力でもある。

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原暉之

所属:北海道大学名誉教授。専門分野:ロシア極東近現代史

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