血染めの旅籠 月影兵庫ミステリ傑作選 創元推理文庫

南條範夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488425210
ISBN 10 : 4488425216
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
560p;15

内容詳細

徳川11代将軍家斉の時代。時の老中・松平信明を伯父にもつ、明朗な青年剣士・月影兵庫。彼は伯父の秘命を帯びた道中や、相棒の安との旅路で事件に遭遇する度に、鋭い洞察と武芸を駆使して謎を解く。大雨で足止めを食らった人々が滞在する旅籠で、殺人が起こる「血染めの旅籠」。盗賊が豪商から盗んだ千両箱の在処を探す「偉いお奉行さま」など、剣豪小説の名手が贈る傑作17編。

【著者紹介】
南條範夫 : 1908年東京府生まれ。東京帝大法学部、経済学部卒。51年、「出べそ物語」で週刊朝日懸賞小説に入選しデビュー。56年「燈台鬼」で第35回直木賞を、82年『細香日記』で第16回吉川英治文学賞を受賞。2004年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sin さん

    素浪人月影兵庫❗懐かしい昭和の響きに思わず手に取ってしまったが、あの飄々としてユーモラスな主人公が原作では事件に巻き込まれる度に謎さえ解けば後は野となれ山となれ、痛快一刀両断と云うのだろうか?首チョンパでの幕牽きは、些か乱暴に過ぎていただけない。話の筋は悪くないだけにその落とし処の乱雑さが残念だ。後半に見られる各話の興味深いタイトルは逆にテレビに寄せたらしいがその表現が印象に残った。

  • geshi さん

    横文字とか入れて読みやすさに徹した剣客もののエンタメ性ってこういう感じなのか。30頁ぐらいの短編で事件に巻き込んでサクッと謎を解いて犯人を懲らしめる、ライトな感覚で読み飛ばせる作品。逃げた姫を追う旅路で遭遇する事件と無類の剣の腕という話だったはずが、途中で旅路が終わり大幅に路線を変えてきてびっくり。終わりの数編は明らかに主人公いなくてもいい話もあって持て余していたのは事実。表題作の犯人を示す論理や『帰ってきた小町娘』の”意外な犯人”は悪くない。

  • jima さん

    月影兵庫が旅をしながら探偵役になり、事件を解決していく。短編が17作品。

  • Galilei さん

    集録の「森の中の男」は、昨日3/22、YouTube「月は見ていた」という題で「東映時代劇V、素浪人月影兵庫・第9話」がアップされてます。1週間で替わるので、興味ある方はお早めに。脚本は少し変えてますが、非常に面白いですよ。 ▽光文社版「月影兵庫 独り旅」で重複集録を読みましたが、検索にないので本編を代わりにアップしました。。。取り急ぎ

  • 竜王五代の人 さん

    南條先生の作品だが残虐風味は感じられず、普通の痛快時代劇という感じで、こういうのも書かれていたのかと驚いた。ミステリーとしては、トリックどうこうではなくて、「隅の老人」のような、隠された性格や人間関係を明らかにして謎を明らかにするというものだった。ただ、月影兵庫は剣の腕が立ち度胸にあふれる快男児なので、興味のままに事件に飛び込んで行って、いやおうなしに事件を展開させてその図を明らかにさせるのだ。

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人物・団体紹介

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南條範夫

明治41年(1908年)、東京・銀座に生まれる。代々医師の家の生まれ、東京大学法学部、経済学部を卒業。小説家のほかに経済学者の顔を持ち、長く大学で経済学の教鞭をとる。昭和31年「燈台鬼」で第三十五回直木賞を受賞。一躍人気作家となり、時代小説、歴史小説を執筆するようになる。デビュー作『出べそ物語』、『

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