女房たちの王朝物語論 『うつほ物語』『源氏物語』『狭衣物語』

千野裕子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791770113
ISBN 10 : 4791770110
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
252p;20

内容詳細

脇役からあたらしい読みを探る。

目次 : 第1部 『うつほ物語』論(『うつほ物語』の女房たち/ 「蔵開」「国譲」巻の脇役たち―情報過多の世界の媒介者)/ 第2部 『源氏物語』論(「中将」と浮舟の母君―物語の“過去”たる正篇/ 「侍従」「右近」とふたりの女房―女房が示す遠い正篇/ 「弁」と弁の尼―克服できなかった“過去”)/ 第3部 『狭衣物語』論(飛鳥井女君物語の“文目”をなす脇役たち/ 女二宮周辺の女房・女官/ 一品宮物語と『源氏物語』夕霧巻/ 背中合わせのふたりの皇女と、夕霧としての狭衣)/ 女房は物語に何をしているか

【著者紹介】
千野裕子 : 1987年東京都生まれ。学習院大学文学部日本語日本文学科卒業。同大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(日本語日本文学)。学習院大学文学部助教を経て、2017年4月より川村学園女子大学専任講師。専門は中古文学(おもに王朝物語文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひい さん

    世界が王朝の中にしかなく、身動きの取れない姫君の物語の展開装置としての女房で、面白かった。当時の女性には意外と公式業務があったのだなぁ、と。

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千野裕子

1987年東京都生まれ。学習院大学文学部日本語日本文学科卒業。同大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(日本語日本文学)。学習院大学文学部助教を経て、2017年4月より川村学園女子大学専任講師。専門は中古文学(おもに王朝物語文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたも

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