冷たい孤高の転校生は放課後、合鍵回して甘デレる。 GA文庫

千羽十訊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784815612566
ISBN 10 : 4815612560
フォーマット
発行年月
2022年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
248p;15

内容詳細

交流は不必要、他者には常に不干渉。そんな人間嫌いの香良洲空也の隣の席に転校生がやって来る。ファティマ・クレイ。容姿端麗だが、終始無言で無愛想。空也もいつも通りの無関心でよかったはず―彼女が“同じ家族”でなければ。一緒に買い物へ出掛けたり、ごはんを作ったり。実は祖母の養子であった彼女となし崩し的に始まる半同棲生活。でも、これ以上は踏み込めない。お互いの共通点が『人間嫌い』だと知っているから。けれど、「好きだ」という気持ちはもう抑えきれなくて―。これは一つ屋根の下で芽生える恋の物語。

【著者紹介】
千羽十訊 : 第六回GA文庫大賞にて、『神楽剣舞のエアリアル』で優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    一人暮らしの祖母を案じて近くで一人暮らしをする高校生・香良洲空也。他者に無関心で常に不干渉な彼の隣の席に転校生ファティマがやってくる青春小説。容姿端麗だが、終始無言で無愛想なファティマ。実は祖母の養子になっていた彼女となし崩し的に始まる半同棲生活。自分が自然でいられる関係に、お互いにかけがえのない存在になってゆくのに時間は掛からなくて、けれど不器用な人間嫌い同士ゆえに踏み込めなくて、そんな二人だからこそもどかしさからすれ違いも起きましたけど、向き合って二人で乗り越えた結末にはぐっと来るものがありましたね。

  • まっさん さん

    ★★☆ う〜ん…これは評価が難しい作品でした。 タイトルからはよくある量産型なろうラブコメ物だと想像していましたが、実際は他人に踏み込まれる事を嫌うあまり相手に対しても踏み込めない不器用なカップルの様子を描くラブコメ作品でした。まず、ヒロインはシンプルに可愛らしくて良かったですね。学校では孤高の美少女、彼氏である主人公の前では砕けた様子になるヒロイン像が好みな事もあって好きなキャラクターでした。一方で、主人公の言動に関しては首を傾げてしまうような所も多く、特にその堅苦しい言動には高校生らしさを微塵も感→

  • rotti619 さん

    独特な性格を持つ主人公香良洲空也と、孤高を貫く転校生フィティマ・クレイが半同棲生活を送るお話。義理ではあるが『家族』であり『彼女』でもあるファティマとの回りくどい口調によるやりとりがメインとなる。時系列が順番に並んでいないため、いきなり付き合っていたり出会っていたりするのが読んでいて少々わかり辛かった印象。また人間嫌いが共通点であるが、ほとんど2人(と祖母の小縁)で話を回しているのでその辺も伝わり辛い。ただ、その辺を全部伏線としてまとめたクライマックスはお見事。この1点は素晴らしかったが、そこまでの道中は

  • TERU さん

    『ファティマ・クレイ』容姿端麗だが、無口で無愛想。今回も俺は、いつも通りの無関心を決め込めばいいと思っていたーー彼女が家族でなければ。 
実は祖母の養子であった彼女となし崩し的に始まる半同棲生活。 
でも、これ以上は踏み込めない...だって俺たちは... これは中々難しい作品です。 内容的には面倒臭い性格同士の二人による恋愛劇なのですが、作中で描かれていないことが多くて、読者の考えで補完せざるおえないほど余白が多い作品です。(あえて良く言うと)

  • 真白優樹 さん

    一人暮らしの祖母を案じて一人暮らしする人間嫌いの少年が、祖母の養子である人間嫌いの少女に出会い始まる物語。―――同じだからこそ分かる躊躇いを超え、伝える為の一歩を。 似た者同士だからこそ分かる、踏み込んではいけない一線。その一線を前に戸惑いもどかしくすれ違い、それでも一歩踏み出す物語であり、似た者同士だからこそのもどかしさのある、少し切なくてノスタルジックな空気もあるかもしれない、一味違った物語である。一線を越え、勢いも合わせて結ばれた関係。同じペースで歩き出すその先とは。 次巻も勿論楽しみである。

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千羽十訊

第六回GA文庫大賞にて、『神楽剣舞のエアリアル』で優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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