思想としてのファシズム 「大東亜戦争」と1968

千坂恭二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784779121432
ISBN 10 : 4779121434
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
追加情報
:
250p;20

内容詳細

憎むのではなく、解き明かすべき歴史……!

これまでの日本ファシズム論では無視されてきた東方会の中野正剛をはじめ、
三島由紀夫の思想に大きな影響を与えた蓮田善明、国龍会の内田良平…
そしてドイツ・ファシズム。
「革命戦争」という言葉を生み出し「軍」を肯定した1968 年の反乱は
「大東亜戦争」の継続ではなかったのか。
それらの思想的結びつきを歴史の重層性をふまえて解き明かす
?秀実、笠井潔を超える過激な社会思想家・千坂恭二の
43 年ぶりの単著がついに刊行!

【著者紹介】
千坂恭二 : 1950年生まれ。高校在学中からアナキズム運動に参加し、「アナキスト革命連合(ARF)」や「大阪浪共闘」で活動。70年代初頭、新左翼論壇において「戦後最年少のイデオローグ」として注目され、『歴史からの黙示』(田畑書店)を著すも、次第に隠遁生活へ行移。約20年間の長期にわたる沈黙を経て、2008年頃から再び雑誌などに精力的に論文を発表しはじめ、左右の単純な図式的区別を越えた思想の政治的な意味や歴史の重層性を追求(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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千坂恭二

1950年大阪市生まれ。思想家、評論家。1968年上宮高校在学中からアナキズム運動に参加。高校から浪人にかけて黒色高校生連盟、アナキスト高校生連合全国委員長や大阪浪共闘社会革命左派として活動。1969年10月1日、アナキスト革命連合(ARF)の一員として大阪芸大占拠封鎖の夜襲闘争に突入部隊として参加

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