千住家、母娘の往復書簡 母のがん、心臓病を乗り越えて 文春文庫

千住真理子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167905187
ISBN 10 : 4167905183
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
301p;16

内容詳細

最愛の母と過ごす、かけがえのない最後の時間

厳しい芸術の世界を共に生き抜いてきた母娘が、母の末期ガンをきっかけに、お互いに知りえなかった心の内や家族について語り尽くす。

【著者紹介】
千住文子 : エッセイスト、教育評論家。明治製菓株式会社研究所薬品研究室研究員として抗生物質開発の研究に携わる。退職後、慶応義塾大学名誉教授、工学博士の千住鎮雄(2000年没)と結婚。日本画家の長男・博、作曲家の次男・明、ヴァイオリニストの長女・真理子を育てる。2013年6月永眠

千住真理子 : ヴァイオリニスト。12歳でN響と共演しプロデビュー。15歳の時日本音楽コンクールに最年少で優勝し、レウカディア賞受賞。1979年、パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。85年、慶応義塾大学卒。87年にロンドン、88年にローマ、99年にNYでデビュー。93年文化庁「芸術作品賞」、94年村松賞、95年モービル音楽賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    千住家、母娘の往復書簡 母のがん、心臓病を乗り越えて。千住真理子先生と千住文子先生の著書。肉親の病気や死は誰もが経験すること。千住真理子先生と千住文子先生のように母娘の絆が強い場合にはさぞや辛い経験だったでしょうけれど、肉親間や母娘間でも不仲でいがみ合ったり対立することも多いこのご時世で、最後まで強い母娘の絆で結ばれながらの闘病生活を送れたこと自体が幸せなことなのかもしれません。

  • 高平幸子 さん

    疲れ果ててやる気が出ないときの、お守のような本。真理子さんが、ボランティアで弾くときにすら、いかに魂込めて弾いているか、日頃接する周囲の方々やお客さんをいかに大切にしているか。読みはじめてそれが心に沁みてくると、やさぐれた気持ちもほぐれ、真人間に戻れるのだ。

  • りえママ さん

    千住三兄妹といえば、日本画家の博さん、作曲家の明さん、バイオリニストの真理子さん、芸術三兄妹で有名だが、お母様の文子さんの凄さを知った本でした。3人の子育てだけでも大変なのに、その上 同居した両親の相次ぐ介護、夫の看病。 それらの日々を研ぎ澄まされた感性で、自身も病の中 母と娘の往復書簡で語らわれた素敵な本でした。 真理子さんのバイオリンが聴きたくなりました。

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千住真理子

2歳半よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部全国1位。NHK交響楽団と共演し12歳でデビュー。日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝、レウカディア賞受賞。パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。2002年秋、ストラディヴァリウス「デュランティ」との運命的な出会いを果たし、話題と

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