東海道中膝栗毛 上 岩波文庫

十返舎一九

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003022719
ISBN 10 : 4003022718
フォーマット
出版社
発行年月
1983年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,336p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 新地学@児童書病発動中 さん

    最高に楽しかった!これまで読んだ本の中で一番笑ったと思う。ちょっと大げなさな言い方をすれば、1ページに1回は笑える。朝起きた時に少しずつ読んだので、毎日を楽しく愉快に始めることができた。弥次さん喜多さんの道中記で、くだらない話が途切れもなく続いていく。下ネタや駄洒落も多い。古典文学なのに雅な『源氏物語』などとは雲泥の差があり、下卑た描写も出てくる。それでも私がこの小説を素晴らしいと思うのは、登場人物達がよく笑うところだ。弥次さんと喜多さんはよく笑う。自分たちの失敗も笑い飛ばす。(続きます)

  • ykmmr (^_^) さん

    いわいる、『やじさんきたさん』。化政文化の舞台の江戸にて、自分たちの生活に行き詰まった親分と舎弟のコメディ的旅日記。あちこちで、現地の人の話に足を突っ込んだり、自身もトラブルを起こしたりするトラブルメーカーなのだが、その場所での事を狂歌(←化政文化生まれ)・漢詩・法律本まで作れてしまうという、実は…。みたいな一面もある。やじろべえのようにゆらゆら揺れながらも、ぶれない。そんな感じの旅日記。

  • やいっち さん

    麻生磯次校注の本書は1973年の刊。吾輩は、新潮の文学全集版で1995年に初読。何故か未だに印象に残っている。旅どころかちょっとした旅行も難しい今だからこそ、読み返したくなった。十返舎一九の二十八歳から三十五歳までの八年間の苦心の作。今とは時代が違うとはいえ、一九 若い! 江戸ッ子の弥次郎兵衛と北八コンビの道中滑稽談。駄洒落など言葉遊びが満載。折々の狂歌が抜群。源氏物語もだが、物語の中に歌を織り込むのは日本独自のスタイル? さて、先を急ぐので、今夜にも下巻へ。

  • syaori さん

    厄落としに伊勢参り、ごぞんじ弥次喜多道中記。日本人なら誰もが知っているこのコンビがこんなにどうしようもない二人組だったとは!! 旅の途中の謎の掛け合いや五右衛門風呂の底をぶち抜く顛末もなども脱力ものですが、女と見れば巡礼だろうが瞽女だろうが見境なくものにしようとして失敗したり、見栄と下心から騒ぎを起こしてばかりで本当にどうしようもないのに不思議と憎めない二人。苦笑いで見守る道中の旅心を、宿引きや馬士の呼び声、さらりと配される名物、くだらなくも気の利いた二人の狂歌が盛り上げます。桑名着で上巻終了。いざ下巻!

  • ふろんた さん

    200年前の文体だけど、ゆっくり読めば意外といけます。今、SNSやブログでこの旅日記やったら大炎上だろうな。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品