日本自立のためのプーチン最強講義

北野幸伯

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797672640
ISBN 10 : 4797672641
フォーマット
発行年月
2013年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
348p;19

内容詳細

領土問題、食糧安保、原発問題、消費税増税問題など、様々な不安を抱えた日本を真の自立に導くために、21世紀最強リーダー・プーチンが日本の政治家のご意見番になり、披露する、斬新な秘策の数々!

★著者について
著者の北野幸伯氏は1990年、ソ連・モスクワに留学。日本人で初めて、(ロシアの外交官、KGB要員養成所とよばれる)ロシア外務省付 属モスクワ国際関係大学を卒業(モスクワ大学と並ぶ超エリート大学)。ソ連の崩壊と混乱、そしてロシアの再生と復活を、すでに23年間も 現地で見てきた人物。 1999年にメルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」を創刊。現在読者数は35000人を超え、ロシア関係では日本一の読者数を誇る。 プーチンの登場、新興財閥との熾烈な戦い、米ロ新冷戦の裏側、大統領に返り咲いたプーチンの目的を描いた前著『プーチン最後の聖戦』は、「プーチン本の最 高傑作」と高く評価されている。

編集者からのコメント

●プーチン、日本に亡命!
09年9月、米の策略にだまされた○○○―ジェフ大統領は、首相プーチンを突如解任! 命の危険を感じたプーチンは、「政治家引退」を宣言。「柔道を究めるぜ! 」と言い残し、日本に政治亡命する。

●矢部元総理、プーチンを極秘訪問
日本柔道界に保護され、稽古に励むプーチン。だが日本政界は彼を放っておくはずはなかった。プーチンを密かに訪問し、日本の針路を聞きた がる政治家の中に、再起を誓う矢部元自眠党総理の姿が……。

●ついに始まった、プーチン最強講義!
「90年代、(今の日本同様)米国の属国だったロシアを、プーチンはなぜ短期間で自立させえたのか」を、そして現在日本が抱える難問の解 決策を知りたがる矢部に、プーチンが語り始めた内容とは……。

・中国から尖閣・沖縄を守り、かつアメリカからの自立も成し遂げる方法とは?
・集団的自衛権と憲法改正。日本にとってなぜ前者は「天国」、後者は「地獄」になるのか?
・難問TPPにどう対処すべきか?
・日本のエネルギー自給率を100%にする方法とは?
・日本経済を復活させ、財政も再建する方法とは?
・核兵器を保有すれば、日本は自立できるのか……?

さて、首相に返り咲いた矢部は、はたしてプーチンの秘策に従って「日本自立」を成し遂げられるだろうか……?
この本を読み終えたとき、あなたは、「日本自立」までの道筋を、日本の「平和ボケ」政治家以上に理解できるようになっているでしょう!

【著者紹介】
北野幸伯 : 国際関係アナリスト。1970年生まれ。ロシアの外交官とFSB(元KGB)を専門に養成するロシア外務省付属「モスクワ国際関係大学(MGIMO)」(モスクワ大学と並ぶ超エリート大学)を日本人として初めて卒業。政治学修士。卒業と同時に、ロシア・カルムイキヤ自治共和国の大統領顧問に就任。99年より無料メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」を創刊。MGIMOで培った独自の視点と経験を活かし、従来とは全く違った手法で世界を分析する国際関係アナリストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Miyoshi Hirotaka さん

    最強リーダーのプーチンが柔道修行に来日し、国際戦略を講義するというトンデモ設定だが、中身は理に適っている。例えば、世界情勢に偶然はなく、全ては必然。マスコミが多用する激動や不透明という表現に思考停止することなく変化の本質を見極め、自らを変えるべき。震災を機に愛国心や自虐史観からの脱却が公に議論できるようになったのはいいことだが、精神の自立の前に、経済、エネルギー、食糧、軍事という国家の根幹部分の自立が必要。自立と孤立が似て非なるものであったことは日英同盟失効、国際連盟脱退など戦前の歴史の教訓に学ぶべきだ。

  • ふぇるけん さん

    装丁はかなりあやしいが(笑)、内容はなかなか読ませるないようで『そうそう』と膝を打つところも多かった。過去の歴史認識はあるにせよ、現在の列国の国力と日本のポジションを理解して、世界から孤立せずに自立するという著者のスタンスにまったく同感だ。

  • Machida Hiroshi さん

    本書は、ソ連・モスクワに留学して、日本人として初めて、ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学を卒業した著者が、23年間にわたって、ソ連の崩壊からロシアの復活まで見てきた経験から、もしもプーチンが日本の指導者のご意見番になったら、どんな策で日本を自立に導くかを書いた本です。僕は、エネルギー自立は核ではなく、本書のメタンハイドレートも良いですが、ロシアからの天然ガスに、水力、地熱、風力、波力など、地産地消エネルギーを重層的に組み合わせて、複合的に張り巡らされ簡単には破壊できないものを目指すと良いと思いました。

  • T坊主 さん

    1)プーチンに名を借りて、日本が今後しなければいけないことを主張した本。2)米国に歴史の見直しを要求すれば、中国の思うつぼ。3)日中は日本が望む望まないにかかわらず、戦争になる可能性がある。4)大嘘をつく中国に負けずに真実を広げ、世界に流し続けること。5)尖閣を守る一番の方法は、日米関係を緊密にすること。6)競争させれば、パワーアップするというのは、ある程度力が拮抗している場合だけ。7)精神、経済、エネルギー、食糧、軍事の自立を目指そう。しかし、米国ににらまれないように、上手にやろう。8)孤立だけはするな

  • oDaDa さん

    プーチンに関する講義というか、プーチンをだしに使って、著者自身の日本自立の持論を展開しているもの。日本は過去に、日米同盟の破棄や満州事変を経て孤立の道を歩んだ。こうして日本は敗戦し、米国の属国状態となっている。孤立してきたことが問題なのにも関わらず、にわかに持ち上がっている核保有論。これは孤立化するだけだと著者は警鐘を鳴らす。この本、表紙からしてポップで軽い内容かと思いきや、日本の抱える数多くの問題の確信を見抜いているように感じるし、救国の提言は論理的且つ具体的である。

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北野幸伯

国際関係アナリスト。1970年生まれ。19歳でモスクワに留学。1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を、日本人として初めて卒業(政治学修士)。メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。アメリカや日本のメディアとは異なる視点から発信される情報は

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