遠い唇 北村薫自選日常の謎作品集 角川文庫

北村薫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041121733
ISBN 10 : 4041121736
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
追加情報
:
288p;15

内容詳細

大学の先輩からの葉書には暗号めいたアルファベットが記されていた。先輩の訃報を経て数十年後、再び暗号に挑んだ寺脇が知った真実とは?(「遠い唇」)。表題作のその後を描く「振り仰ぐ観音図」「わらいかわせみに話すなよ」を新たに収録。その他、夫が遺した和菓子から俳句の真意を読み解く「しりとり」、江戸川乱歩へのオマージュ「続・二銭銅貨」など、珠玉の全9編。作家・北村薫の頭の中が垣間見える書き下ろし自作解説も必読。

【著者紹介】
北村薫 : 1949年埼玉県生まれ。高校教師を務めるかたわら、89年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。91年『夜の蝉』で第44回日本推理作家協会賞、2006年『ニッポン硬貨の謎』で第6回本格ミステリ大賞、09年『鷺と雪』で第141回直木賞、16年には第19回日本ミステリー文学大賞を受賞。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    北村さんの最新の文庫本です。9つの物語・連作あるいは随筆のような作品が収められています。既読の作品もありました。私は北村さんの作品はあまり起伏がないような感じがするのですが、どこにでもあるようなできごとを描いてくれていて好きな作家さんです。この中ではやはり表題作と「続・二銭銅貨」が印象に残りました。

  • barcarola さん

    新装版。追加された作品があるようなので再読。「解釈」はSFというよりは落語を読んでいるように感じる。

  • coldsurgeon さん

    著者自選の短編小説集。基本的にミステリーであるが、何か柔らかな布にくるまれた凶器を見つめているような雰囲気がまとわりついていた。謎解きのアイデアは、すごいところがあり、読んで満足。日常生活は、小さなミステリーに溢れているのかもしれない。

  • Tatsuo Ohtaka さん

    既刊の同名短編集(7編。既読)に近作2編を追加し、作品世界のつながりを際立たせた名編集に拍手!(あとがきや解説にも詳しく述べられている)76ページ「長すぎる。」はビアズ「悪魔の辞典」からの引用と勝手に指摘しておこう。

  • ツバサ さん

    うーん。

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北村薫

〈北村薫〉1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。89年「空飛ぶ馬」でデビュー。「夜の蝉」で日本推理作家協会賞受賞。ほかの著書に「ターン」など。

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