基本情報
内容詳細
プロフェッショナルなピアノ指導というのは、奥が深く、多くの能力を必要とします。この本は、ピアノを教え始めて半世紀、大学で二十余年間「ピアノ教授法」の講義も担当した著者が、ピアノ指導のプロとして「音楽教育」の一翼を担う人たちのために、これまで積み重ねてきた知識や経験を惜しみなく盛り込んだ1冊です。指導課程における一般的な課題ごとにひとつの章を設け、それぞれ「大切なこと、再確認しておきたいこと」「子どもにもわかりやすい説明例」「あいまいになりがち、あるいは説明し忘れがちなこと」などを中心に構成してあります。さらに各課程で使われる可能性の高い音楽用語を、「指導の言葉チェック」としてまとめました。
一読した後も、折にふれ、必要なときに必要なページを開いてくり返し読むことで理解を深めていく――そんな使い方を想定して編まれた「ピアノ指導者のための教科書」です。
第1章 新しい生徒を迎える前に
第2章 メソードに入る前に
第3章 エチュードに入る前に
第4章 ハノンに入る前に
第5章 初めてのペダル指導をする前に
第6章 キャラクターピースと舞曲を指導する前に
第7章 ポリフォニー(バロック作品など)導入の前に
第8章 初めての連弾指導の前に
第9章 ソナチネに入る前に
第10章 日々のレッスン その前に
【著者紹介】
北村智恵 : 音楽教育家。主な仕事は、ピアノ指導、楽譜の監修・校訂、作・編曲等。CDの楽曲解説やコンサートのプログラムノート、新聞、音楽雑誌への執筆も三十数年におよぶ。相愛大学にて「ピアノ教授法」「音楽学演習」を担当し、二十余年間、後進の指導にあたる。また長年、全国各地でピアノ指導者のための講座・公開レッスンの講師を務め現在に至る。日本ピアノ教育連盟会員、日本ショパン協会関西支部理事。著書多数。とりわけ『ピーターラビットと学ぶはじめてのピアノ教本』(パナムジカ)は、イギリスの原作絵本の各場面をピアノ導入本として作曲・構成した、世界初の“表現から入るピアノ・メソード”として、その教程も専門家の間で高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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スリカータ さん
読了日:2022/01/30
AKO さん
読了日:2025/06/05
りり さん
読了日:2021/09/19
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人物・団体紹介
北村智恵
音楽教育家。主な仕事は、ピアノ指導、楽譜の監修・校訂、作・編曲等。CDの楽曲解説やコンサートのプログラムノート、新聞、音楽雑誌への執筆も三十数年におよぶ。相愛大学にて「ピアノ教授法」「音楽学演習」を担当し、二十余年間、後進の指導にあたる。また長年、全国各地でピアノ指導者のための講座・公開レッスンの講
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