猫のいる喫茶店の名言探偵 PHP文芸文庫

北國浩二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569766195
ISBN 10 : 4569766196
フォーマット
出版社
発行年月
2016年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
343p;15

内容詳細

うだつが上がらない新米弁護士の法男は、東京・谷中にある猫のいる喫茶店の一角で事務所を開いた。秘書を務めるのは弟の律。シュッとしたイケメンだが、名言大好きの変わり者。事務所に持ち込まれてくるのは、嫁姑問題の愚痴や落書きの犯人探しから、前科者に対する立ち退き交渉、遺産相続のトラブルまでさまざま。そこに絡んだ謎や人々の悩みを、兄弟で力を合わせ、“名言”を使って解決していく。

【著者紹介】
北国浩二 : 1964年、大阪市生まれ。2003年、『ルドルフ・カイヨワの事情』で第5回日本SF新人賞に佳作入選、05年、同作を改題した『ルドルフ・カイヨワの憂鬱』でデビューした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mocha さん

    主人公は見た目も才能も凡庸な弁護士…ではなくその弟。イケメンで頭脳明晰ながら人と話すことが苦手。自分の言葉より古今の名言で気持ちを伝える。兄がワトソンで弟がホームズ。毎度お金にならない事件をしょい込む兄を、弟が助けるという構図だ。どの事件も裏側には家族の愛があって、読後感はいい。猫の活躍は残念ながら少なめ。

  • hirune さん

    弁護士になるには多大な努力と資金が必要なのに、弁護士が増えすぎちゃって就職難とは厳しい現実ね。八頭身の長身でシュッとしたイケメンで頭の出来も天才級ながら自閉症気味?で普通に振る舞えない弟と、平々凡々ながら弁護士で正義感がある兄が補い合って事件を解決する。弟がロボットみたいっていうか、ロボットそのものに思える。人間寄りの個性を持ったロボットのようだ。事件の真相はアッと驚くようなものではなかったけど、良いコンビな兄弟でした。

  • よっち さん

    弁護士事務所に就職できずマチベンとなった平凡な新米弁護士のノリ。名言大好きの変わり者な弟・律とともに持ち込まれた謎や人々の悩みを解決する連作ミステリ。お金に繋がるような仕事がなかなか舞い込んでこない状況で、弟のずば抜けた洞察力にも助けられつつ、嫁姑問題の愚痴や落書きの犯人探し、立ち退き交渉や遺産相続といった持ち込まれる謎に向き合う日々。事件解決の道筋を見つけるのは弟でも、それもまた人のために奔走する兄無くしては成立しないもので、多くの人に支えられて弟や幼馴染の咲たちに慕われるのも分かるような気がしました。

  • マサキ@灯れ松明の火 さん

    弁護士が増えすぎて、いきなり独立の兄・堂下法男。イケメンで、ずば抜けた記憶力と観察眼を持つ弟・律。下町、ほのぼのミステリー?律君?はて、心に何やらキズがありそうですね。……第1話のお嫁さん?そそっかしいの域を超えております(汗)ジギタリスを素人が扱っていいわけがないですよ(大汗)…って、どこぞのサイトを見たなら、必ず、毒にも薬にもなると書いてあるはずです!ちゃんと読みましょう。。

  • きょん さん

    司法修習を終えても就職先が決まらずいきなり独立開業した弁護士の兄が長身イケメン、でもコミュ障で変わり者の弟と日常の謎系を解いていく短編集。

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