脱定年幻想 MdN新書

勢古浩爾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784295205012
ISBN 10 : 429520501X
フォーマット
発行年月
2023年02月
日本
追加情報
:
192p;18

内容詳細

もういいではないか。世間の目を気にする歳でもない。「オレはなにをするかなあ」に、「なにもしなくてもいいのだ」という選択肢を入れてもいいと思う。ただし、仕事も辞めても、お金の軛だけはついてくる。お金の軛以外のほとんどの「しばり」はすべて観念である。しばられない自由を得るためには、観念そのものを破砕すればいいのである。「おれだって、定年後はなにもしたくないよ、腐るほど金があればそうするよ」という人がいるかもしれない。それはだめな自由である。お金がないのに、自由に生きるのがいいのである。

目次 : 序章 しなければならないことの不自由/ 第1章 人はしても自分はしない/ 第2章 常識にしばられない/ 第3章 世間にしばられない/ 第4章 言葉にしばられない/ 第5章 メディアにしばられない/ 第6章 人はしなくても自分はする

【著者紹介】
勢古浩爾 : 1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34年間勤務の後、2006年に退職。定年後は、無用で不要な「しばり」から解放されて、自由への一歩を踏み出す生き方を提唱。一貫して、自分自身で世間の価値観や一般通念の是非を考えることの大切さを説く。1988年、第7回毎日二十一世紀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 団塊シニア さん

    いい人をやめれば人生はうまくいくし楽に生きられるという声があるが、それはいい人を無理に演じてる場合で、そうでない人、いわゆる気遣いができ思いやりがあって誠実な人はいい人をやめることはないという作者の持論には賛成である

  • Asakura Arata さん

    近頃流行りの「定年後は素晴らしい」ブームのアンチ本。 「だからどうした?」というぼやきが全章にわたり展開される。ぼやきの内容が的を得ていて読んでいて痛快である。「そんなに年甲斐もなく盛り上がってどうするんだ。年寄りは年寄りだろう」と私も言いたくなる。好き好んで読んでいるのは自分なのだが。

  • オールド・ボリシェビク さん

    2017年にKKベストセラーズから出した「60歳からの『しばられない』生き方」の加筆修正版。勢古さん、なぜ、いまごろ、このような本を出されたのか。この新書版の後書きに「好きに生きればいいのである。いや、したいように生きればいい。なるようになる。それでいいではないか」とある。その通りだ。人はしなくても自分はする。人はしても自分はしない。その「格率」を持って生きよう。勢古さん、新刊をお待ちしています。

  • kaz さん

    マスコミ等で流布している終活に関する考え方は全否定。『「豊かな老後や」や「充実した人生」という言葉に惑わされない』『楽しさ」などどうでもいい』『「終活」なんて言葉は意味がない』『「後悔しない人生」など浅ましい」等、それを言っては身も蓋もないし、万人受けはしないだろうとは思いつつ、本音で言えば、そうかもしれないという気はする。図書館の内容紹介は『常識、家族、お金、人の評価、モノ…。定年とは、社会の「しばり」から解放される絶好のチャンスである。定年後人生の達人が、60歳からのしばられない生き方を指南する』。

  • しゅんぺい(笑) さん

    ひとはしないけど、自分はする。ひとはしても、自分はしない。これまで何回も書かれてきたことやけど、なんか今回はいいなあと思った。このひとの本を読むと、よし、がんばろうって思うねんけど、読書の意味のひとつってそれやんなあと思う。

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勢古浩爾

1947年大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に34年間勤務の後、2006年に退職。市井の人間が生きていくなかで、本当に意味のある言葉、心の芯に響く言葉を思考し、静かに表現し続けている。1988年、第7回毎日二十一世紀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです

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