大江戸魔方陣 徳川三百年を護った風水の謎 朝日文庫

加門七海

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022620224
ISBN 10 : 4022620226
フォーマット
出版社
発行年月
2020年08月
日本
追加情報
:
275p;15

内容詳細

徳川300年の栄華の裏には、呪術師たちが江戸の町に張り巡らせた風水の術があった。

邪悪なものを阻み都市に繁栄をもたらすその風水術は現在も有効なのか?

東京の下に眠る「結界」の全貌を地図から詳細に解き明かす。

驚愕と興奮の歴史読み物である本書の待望の復刊!さらに「都庁を風水する」を新たに加える。


【著者紹介】
加門七海 : 東京都生まれ。作家。多摩美術大学大学院修了後、学芸員として美術館に勤務。1992年『人丸調伏令』で小説家デビュー。日本古来の呪術・風水・民俗学に造詣が深く、小説やエッセイなど様様な分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    東京魔方陣を読んでのさかのぼって江戸時代についての江戸の土地がどのように守られてきたのかを分析しています。かなり細かな地図などを用いて日光という土地の重要性なども書かれています。とくに三代将軍になってからの天海という僧正が大きな役割を果たしてしかも日光にお墓があるということでそれを作者はわざわざ訪ねています。結構楽しくなります。荒俣宏さんの物語などにもつながっていきます。

  • kk さん

    再読。kkが敬愛してやまない加門七海センセが、東京近辺の地図を拡げて、神社をプロットしながらたくさんの三角形を描いて遊ぶというお話。いわゆるレイ・ラインもの、結界ものです。前作の平将門魔法陣はお話がスッキリしてて読みやすかったのですが、本作は情報量がとても多いので、急いで読もうとすると消化不良になりそうです。でも、なんのかんの言って、興味も唆られたし勉強にもなりました。この手の事柄に対する加門センセの着眼力と探究心、いつもながらステキです。

  • ミナ さん

    まさかの新装版。今出すの?!というくらい年月が…。出版された当時よりももっと風水なんかも遠い世界に行ってしまったから、うまく守れてないんじゃ?と思ってしまう。都庁のも以前読んだことあったし、特に目新しいものはなかったなぁ。『東京魔法陣』も新装版で出すのかな?

  • あおい さん

    なんか楽しそうだな〜こんなんよく調べたな〜通説を鵜吞みにせず考察を重ね推理し仮説を立てフィールドワークで検証…研究者じゃん…呪術に興味はあったけど、この検証、読み続けるのは苦しかったw特に地図とか…もぅ細かすぎて見えな〜いwハズキルーペポチろうかと…天海…優れた頭脳でもって勝ち抜けた覇者に仕え幾重にも張り重ねた魔法陣を駆使し徳川の繁栄のために尽くす…と見せて誰よりも長生き(108)し実は自身の野望を果たす〜その執念どんだけ凄かったのかね…大好物は大豆とか、健康にいいんだね、享年108だもんね、やっぱりね。

  • しゅー さん

    ★★『お咒い日和 』が良かったので、著者の本をもう一冊読んでみる。自分が想像(妄想?)した「武蔵野の呪術師」の企みを見抜かんと、本やら地図やらを買い込んで仮説を立て、フィールドワークにいそしむ加門さんの姿が楽しそうだ。結構、怖い内容のはずなのに、ひょうひょうとした書きっぷりに引き込まれてしまう。自分の学識の限界とか、仮説の穴とかもしっかり踏まえ、わからないものはわからないと言う態度も好感が持てる。難を言うと文庫では地図が黒く潰れてしまうので編集の方がもう少し工夫して欲しかった。(簡略化した地図を使うとか)

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