お咒い日和 その解説と実際 幽BOOKS

加門七海

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041049129
ISBN 10 : 4041049121
フォーマット
出版社
発行年月
2017年07月
日本
追加情報
:
248p;19

内容詳細

九字を切る、ゆびきりをする、千羽鶴を折る、これらはすべて、オマジナイ。深くて広いお咒いの謎に迫る。

目次 : 第1章 お咒い日和(言/ 結・折・切/ 身/ 遊/ 芸)/ 第2章 古来のお咒い(大工/ 大麻/ マタギ/ 海女/ 傀儡・木偶まわし/ 舞妓/ 酒造り)/ 第3章 お咒いと占い

【著者紹介】
加門七海 : 東京都生まれ。多摩美術大学大学院修了。美術館の学芸員を経て、1992年に『人丸調伏令』で作家デビュー。オカルト・風水・民俗学などに造詣が深く、作品にもそれらの知識が反映されている。著作は、小説、エッセイ、歴史ノンフィクションなど多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    気にするかしないかーですよね。知らずしらずにやっていたり、拘っていたりしていたことがある。遙かいにしえの頃よりずーっと続いていることもあり、淘汰されたものもあり・・ふむふむと読んだ。私の事だから、読んだだけかもしれないけれど、懐かしく思い出した事柄もあった。八百万の神が住む日本。神仏に纏わるあれこれ。『おまじない』オドロオドロしくもあり、神秘的でもあり・・知識として面白く読んだ。

  • jam さん

    私たちの日常は「咒い」に満ちている。今ではその始まりの意味を知ることはなくとも。言葉に意味があるように所作にも意味があり、呪術的な意味を持つことも多いという。本作は、日常的な「咒い」から儀式までを平易に、しかし、学術的に綴り興味深い。「咒い」は裏を返せば呪いとなり、意趣返しや祓いにも通じる。だが、本来は願いなのだろう。理不尽な人の世に多かれ少なかれの願いをこめ、愛する人の息災を、平穏な日常を祈る。どんなに文明が進歩しようと私たちは何ひとつ手に入れたためしはない。だから「咒い」はひそやかに生き続ける。

  • テツ さん

    おまじないについて。意味のないモノやコトに意味を付与する。つながりのないモノやコトをつなぐ。祝いや呪いと同じことでまっさらな世界に意味をつけ加えるというテクニックは改めて考えてみると本当によくできているなあと感心しますね。現代社会にだってまじない的なしきたりは相当数残されているよなあ。人間は森羅万象に対して何らかの形で自分の意思が反映されていると思い込まないと不安になってしまう生き物なのかもしれませんね。そうしたところから全てが生まれてきたきがします。

  • 中原れい さん

    お祓いに続く第2弾。より文献的になりました。色々な専門書や自身の取材からテーマにあわせ展開する話はわかりやすい。「もっと簡潔にならんかな」思わないこともないけど民俗学などみなこういう書き方よね。専門書をかみ砕いて紹介している感じもこなれてきて、楽しそうな書きっぷりになった。こっちばかり書かれるのは寂しいけどねw

  • Norico さん

    お祓い日和に続いて、お咒い日和。おまじないってこんな漢字だったんだ。字面だけでおどろおどろしい。内容は、日本人が古来から大事にしてきたものことが、丁寧に紹介。麻薬じゃない大麻を日本人がこんなに大事にしてたことに驚き。大麻の布触ってみたい。マタギの文化、海女の文化がなくなってゆくのは惜しいけれど、それをきちんと守ってつないでいく覚悟のない私には、残念という資格もない気がする。

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加門七海

東京都墨田区生まれ。美術館学芸員を経て、1992年に『人丸調伏令』(朝日ソノラマ)で作家デビュー。オカルト・風水・民俗学などに造詣が深く、作品にもそれらの知識が反映されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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