「長生き時代」を生きる 老・病・死の不安をどう乗り越えるか

加賀乙彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087815436
ISBN 10 : 4087815439
フォーマット
出版社
発行年月
2014年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
214p;19

内容詳細

人生90年、100年の時代を充実して生きるために。加賀乙彦・落合恵子・小澤利男がそれぞれの立場から存分に語り合う。

目次 : 第1部 「長生き病」が増えてきた―小澤利男と加賀乙彦の対話(高齢者にも必要な「自立」をたたきこまれた名幼時代/ 飢えの時代を生き抜いてきた世代/ 東京大学医学部で老年医学に出会う ほか)/ 第2部 急速な高齢化のひずみ―落合恵子と小澤利男の対話(認知症の妹の最期のとき/ 胃ろうは必要か/ 胃ろうの適用をめぐって ほか)/ 第3部 老いの心がまえ―加賀乙彦と落合恵子の対話(老いの現象、物忘れ/ 男性の介護/ 離職率が高い介護士 ほか)

【著者紹介】
小沢利男 : 1929年東京都生まれ。東京大学医学部医学科卒業後、東京大学医学部老年病学教室助教授、高知医科大学(現高知大学医学部)教授、東京都老人医療センター(現東京都健康長寿医療センター)院長を歴任

加賀乙彦 : 1929年東京都生まれ。小説家・精神科医。東京大学医学部医学科卒業。東京拘置所医務技官を務めた後、精神医学および犯罪学研究のためフランス留学。帰国後は東京医科歯科大学助教授、上智大学教授を歴任。主な著書に『フランドルの冬』(芸術選奨文部大臣新人賞)『宣告』(日本文学大賞)『永遠の都』(芸術選奨文部大臣賞)『雲の都』(毎日出版文化賞特別賞)など。日本藝術院会員、2011年度文化功労者

落合恵子 : 1945年栃木県生まれ。作家。子どもの本の専門店「クレヨンハウス」と女性の本の専門店「ミズ・クレヨンハウス」、オーガニックレストラン等を東京と大阪で主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 団塊シニア さん

    「私達は死ねるから、今日生きているんだ、永遠に生きていくと思ったら、こんな怖い残酷な人生はない、死があるから生きていける」この言葉こそ多くの高齢者が思っている心の叫びかもしれない、この対談は中味の濃い内容で興味深いものがあった。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    小澤先生:三大長生き病 @脳梗塞、A認知症、Bロコモティブシンドローム(運動器症候群、43頁)。健康法三原則は、動く、 楽しむ、喜ばす(52頁)。老年になっても、学ぶことは大事(68頁)。 長生きは必ずしも幸せではない。わたしは40代で死ぬかもしれないが、それは後のことを考えたくない裏返しかもしれない。 地獄を見て長生きするか、読書の楽しみが続く長生きか。後者ならば生きていてもいいが、どうなのかな?

  • 讃壽鐵朗 さん

    80代になって、全てに悟ったような人達の対談集

  • 讃壽鐵朗 さん

    人工呼吸器は絶対付けないと決心

  • Humbaba さん

    人の寿命というのは、正確に測る事はできない。可能性を推定することはできるものの、それが常に正解となるものではなく、本人の資質によって大きく誤差が生じる。最期の挨拶ができないというのは非常に悔やまれることなので、医者としてはある程度悲観的な予測を伝えるというのが基本的な姿勢となることも、それに拍車をかけることとなる。

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人物・団体紹介

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加賀乙彦

1929年東京都生まれ。東京大学医学部卒業後、精神科医として勤務のかたわら、小説の執筆を始める。67年に刊行した『フランドルの冬』が翌年、芸術選奨新人賞を受賞。73年に『帰らざる夏』で谷崎潤一郎賞、79年には『宣告』で日本文学大賞、86年に『湿原』で大佛次郎賞、98年には自伝的長編『永遠の都』で芸術

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