バッハ 「音楽の父」の素顔と生涯 平凡社新書

加藤浩子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582858785
ISBN 10 : 4582858783
フォーマット
出版社
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
344p;18

内容詳細

世間並みの立身出世を願い、子どもの行く末を心配し、ときには喧嘩をし、妻を亡くして北の街へ傷心旅行に出る―。西洋音楽史上最大の作曲家は、敬虔なルター派教徒にして、なによりも普通の家庭人だった。そのなかにあって、「偉大なる常識人」は、現在でも聴きつがれる珠玉の名曲を生み出しつづけた…。彼が暮らしたドイツの街をたどりながら、生涯と作品の秘密に迫る。

目次 : 第1章 バッハとルター(時代の子バッハ/ バッハはルターから生まれた ほか)/ 第2章 バッハへの旅―街でたどる生涯(ヴェヒマル―「パン屋」から生まれたバッハ一族のふるさと/ アイゼナッハ―生まれ故郷はドイツ文化の一大中心地 ほか)/ 第3章 オルガンと世俗カンタータでたどるバッハの足跡(バッハのオルガン紀行―シュテルムタール、アルテンブルク、ハレ、ハンブルク/ 世俗カンタータの舞台を訪ねて―ヴァイセンフェルス、ヴィーダーアウ、ソィンマーマンのコーヒーハウス)/ 第4章 家庭人バッハ(二人の妻とその素顔/ マリア・バルバラ・バッハ―バッハの結婚式 ほか)/ 第5章 バッハ・ディスクガイド

【著者紹介】
加藤浩子 : 東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院修了(音楽史専攻)。大学院在学中、オーストリア政府給費留学生としてインスブルック大学に留学。大学講師、音楽物書き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • *takahiro✩ さん

    今までそれなりの数のバッハに関する本を読んできましたが、この本が間違いなくベストです。バッハの歩みが精神面のみならず具体的な距離感としても理解でき、バッハの人間としての息遣いも感じられました。加藤浩子さんの本はオペラに関するものや音楽と絵画の関連など何冊か読んできましたが、今回もとても良い出会いとなりました。あとがきのラスト3行も全く同感です。

  • おだまん さん

    バッハの伝記。バッハのスーパーぶりがよく分かります。今回は脳内の旅でしたが、機会があれば訪れてみたいなぁ。巻末のディスクガイドも何気に嬉しい。

  • はちめ さん

    音楽そのものからのアプローチではなく、バッハが生きた街からのアプローチによる一冊。音楽の難しい話が書いてないことが好感。「バッハの旅」というツアーをプロデュースしている経験からよるのであろうが、記述が具体的かつ生々しく、更に写真も豊富で、これらの都市にぜひとも行ってみたいと思った。バッハの娘たちの人生にも注目しているが、どうして結婚しなかったんだろうか。さて、3度目のライプツィヒはあるだろうか。☆☆☆☆☆

  • カネコ さん

  • 竹香庵 さん

    クラシックギター練習570時間め。「主よ〜」を練習中。どっぷりバッハに嵌ってしまい、本まで買って読み始める。なるほどドイツ圏内を出ないものの、折々の契機がもとで国内を転々と引っ越ししながら、巡り合わせた「場」と「人」との中で作曲していたのね。ふーむ、奥が深いわ。著作がたくさんありすぎて、「主よ〜」が結局いつどのような時節にどうして作られたのかなど、メモをとりつつ再読せねば。確かライプツィヒのヨハネ・マタイの論述の後段で、器楽曲に触れていたような。読み直そ!読み直そ! これ小さいけど超ぎっしりないい本だわ。

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人物・団体紹介

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加藤浩子

東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、同大学大学院修了(音楽史専攻)。大学院在学中、オーストリア政府給費留学生としてインスブルック大学に留学。大学講師、音楽物書き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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