思言敬事 ある人文書編集者の回想

加藤敬事

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000614696
ISBN 10 : 400061469X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
206p;19

内容詳細

出版界には不思議なことが起こる。そして、不思議なことを起こす力がある―。人文書のベル・エポックともいうべき時代に、みすず書房の編集者となった著者は、アーレント、シュミットから丸山眞男、藤田省三まで、今も読み継がれる多くの本を手がけた。思い出深い執筆者や翻訳者、愛着のある書物をめぐって伸びやかにつづられた回想録的エッセイ集。

目次 : 1 ある人文書編集者の回想(私のなかのDNA/ 生き残った者/ オリエンタリストの卵/ 小尾俊人と出会う/ 一九七〇年代はよく働いた/ 一九八〇年代以降/ 二つの展覧会)/ 2 出会った人のこと(翻訳者素描/ ゆで卵とにぎり飯―岡本敏子さんとの物語/ すこし昔の話―みすず書房旧社屋のこと/ 私は顔はまずいし、優しくもない―『傅雷家書』とその編集者/ あなたはこの世の四月の空―中国の国章をデザインした女性/ 戸田銀次郎父子のこと)/ 3 出会った本のこと(丸山文庫所蔵の徂徠関係資料をめぐって/ 三つの『保元物語』/ 本棚の片隅から/ 異文化理解を体現した本の形)

【著者紹介】
加藤敬事 : 1940年生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒。1965年、みすず書房に入社。人文書を数多く手がける。1998年から2001年までみすず書房社長。2005年の東アジア出版人会議発足に関わり、初代理事をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 古本虫がさまよう さん

    子供時代から大学時代にかけての読書体験などを回想。高校のクラス担任の教師が山口昌男。オーウェルの名前なども少し出てくるあたりが新味。とはいえニューヨーク公共図書館が1984年に行なったオーウェルがらみの展覧会で「焚書」についてあれこれ赤狩り時代を取りあげているけど、1885年にマーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』が低俗書として書棚から追放撤去された事例を挙げているのは、リベラルな人の常套パターンすぎるかなと。この点に関しては、ヘントフの『誰だ ハックにいちゃもんつけるのは』 が参考になる。

  • Go Extreme さん

    ある人文書編集者の回想: 私のなかのDNA 生き残った者 オリエンタリストの卵 1970年代はよく働いた 出会った人のこと: 翻訳者素描 私は顔はまずいし、優しくもない あなたはこの世の4月の空 出会った本のこと: 丸山文庫所蔵の徂徠関係資料をめぐって 三つの『保元物語』 本棚の片隅から ニューヨーク公共図書館  クルアーンの中国語訳者 ヴィジャヤナガル王国の都で

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