東京湾諸島

加藤庸二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784905447726
ISBN 10 : 4905447720
フォーマット
出版社
発行年月
2016年10月
日本
追加情報
:
255p;21

内容詳細

物流島、発電基地、海上要塞、ごみ埋立地…膨張する首都を支える島々の“知られざる内部”へ。全75島MAP収録。

目次 : 第1章 アイランド・アーキテクト/ 第2章 人工島のつくりかた/ 第3章 人工島の地霊と伝説/ 第4章 開拓者と京浜マニュファクチュア/ 第5章 埠頭という名の巨大人工島/ 第6章 不夜城工業地帯と物流の島々/ 第7章 東京湾ミッドタウン/ 第8章 欲望のアミューズメント/ 第9章 東京湾環境循環装置/ 第10章 平地に呑みこまれる島

【著者紹介】
加藤庸二 : 写真家、エッセイスト。人の住む日本の島々を45年にわたり歩き、写真と文章で著す“島スペシャリスト”。愛知県生まれで東京育ち(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おかむら さん

    東京湾に浮かぶ人工島(埋立地)のルポ。70以上もあんだって! 電車の路線図見てるだけだと気がつかないけど、そーかー、そういや島だわ! 昭和人には懐かしいゴミの島「夢の島」、今話題の「豊洲」、お台場、平和島、滅多に行けない川崎の工場だらけの島「扇島」、ジュリアナの「芝浦ふ頭」、船橋ヘルスセンター、下水処理場(今は水再生センターというらしい)の「昭和島」等々、地図好きも歴史好きも工場好きも楽しめるトリビアがいっぱい。Googleマップ見ながら読むと更に楽しい。

  • 幹事検定1級 さん

    東京湾にある島、島と言っても天然の島ではなく人工的に埋められた島にフォーカスをあてた歴史も学べる一冊。興味深く読ませて頂いた。東京湾周辺は多くの埋め立てによって江戸時代から作られ初め今日に至ることがよくわかりました。そして今日の埋め立ての構造なども知ることができました。職場の周り自宅のすぐ近くも埋め立てが数多くあり、そう言った目線で散歩してみるのも面白そうですね。(図書館本)

  • どぶねずみ さん

    日本は6,800もの島から成り立ち、430ほどの島が有人島だ。東京湾という狭いエリアだけでも、70を越える島があり、そのほとんどが人工島だ。本書は、なぜ人工島が作られたのかだけでなく、江戸時代にまで遡って、なぜ徳川家康は江戸という左遷先を受け入れたのか、どんな未来を想像してどう利用して今に至るのか解説。戦時中に利用するはずだった海堡の存在や、浦安から富津までの巨大干拓計画があった話など、東京湾沿いに住んでいて知らないことばかり、面白かった。

  • 山猫 さん

    東京本土(といっていいのかどうかわからんが)から天然の海岸線が消えてから、はて何年経つやら。東京に生まれ育った者として知っておかねばとは思いつつ、後回しにしてきた島々の数々。よその方にはどう受け止められるのだろうか?

  • Mealla0v0 さん

    東京湾の埋め立て地を「人工島」の集合体=東京湾諸島としてえ捉えることを提起。エッセイストらしく、各地を自らの足で歩き感じたことをつらつらと書くスタイル。人工島であるからにして、なんらかの意図ないしは計画の下に埋め立ては行われるが、その歴史的過程にも触れられている。各島の埋め立て過程にはそれぞれの歴史や事情が反映されている。そして出来上がった島にはそれぞれの目的や用途があり、その変遷がある。ただし、本書は各島についての個別的記述が並列されているだけで体系性に欠けるという印象は否めない。

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人物・団体紹介

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加藤庸二

フォトグラファー。島のスペシャリスト。1970年代の学生時代に奄美群島、トカラ列島などを放浪し、本格的に写真撮影を始める。1971年に与論島で潜水を習得し、慶良間列島などで水中撮影を行う。在学中にドキュメンタリー映画制作の日本映像記録センターでフィルム編集に携わる。卒業後、出版社編集を経て1980年

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