小児を救った種痘学入門 ジェンナーの贈り物 緒方洪庵記念財団・除痘館記念資料室撰集

加藤四郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784422202402
ISBN 10 : 4422202405
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
143p;20

内容詳細

種痘の改良と普及にその半生を捧げ、予防医学の基礎を築いたジェンナー。苦難に立ち向かい偉業を成し遂げた生涯を描く、感動の偉人伝。予防接種の普及につくした日本人医師列伝も収録。

目次 : 第1部 ジェンナーの贈り物(ワクチンの名づけ親/ 人類は天然痘と闘い続けた/ ジェンナーの生い立ち/ 「牛痘種痘法」はこうして開発された/ ジェンナーと博物学 ほか)/ 第2部 幕末日本の蘭方医たち―天然痘との闘い(楢林宗建/ 伊東玄朴/ 笠原良策/ 緒方洪庵/ 桑田立斎 ほか)

【著者紹介】
加藤四郎 : 1925年、大連生まれ。大阪大学医学部卒業、医学博士。アメリカ、スタンフォード大学医学部客員研究員、大阪大学教授、大阪大学微生物研究所所長などを経て、大阪大学名誉教授。日本ウイルス学会会長、日本癌学会功労会員、日本ウイルス学会名誉会員、大阪大学適塾記念センター・アドバイザリーボード、緒方洪庵記念財団・除痘館記念資料室専門委員などのほか、(株)住友化学工業顧問、(株)住友製薬顧問などを歴任した。高松宮妃癌研究基金学術賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mick さん

    修身の本を見たことはない世代だが、ジェンナーについては知っていたため、今その名が忘れ去られようとしているという記載に驚いた。確かに天然痘根絶から時間がたったが、今の世の中どんな病がどういった形で甦る、もしくは新たに発生するかわからないのが怖い所だ。

  • 楓 さん

    ワクチンという言葉は、ジェンナーが生みの親という。天然痘予防のために使った牛痘の膿がワクチンだ。ジェンナーによる「牛痘法」は江戸時代に日本へ伝わった。ワクチンをオランダから輸入するが、日本に到着した時には腐敗し効力を失っていた。そこで「発病した牛のかさぶたを輸入しよう」と考え、かさぶたを粉にして輸入、まず自分の息子(子供の罹患が多かった為)で試し成功させた。現代のコロナのワクチン騒ぎを連想させる。歴史は繰り返すのか?人類が撲滅に成功した唯一の感染症は「天然痘だけ」というのも驚きだ!

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加藤四郎

1925年、大連生まれ。大阪大学医学部卒業、医学博士。アメリカ、スタンフォード大学医学部客員研究員、大阪大学教授、大阪大学微生物研究所所長などを経て、大阪大学名誉教授。日本ウイルス学会会長、日本癌学会功労会員、日本ウイルス学会名誉会員、大阪大学適塾記念センター・アドバイザリーボード、緒方洪庵記念財団

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