たった独りの外交録 中国・アメリカの狭間で、日本人として生きる

加藤嘉一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794968579
ISBN 10 : 4794968574
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
318p;19

内容詳細

言論統制、反日感情、尖閣危機、ハーバードでの情報戦…中国・アメリカ2つの大国を駆け抜けた怒涛の日々の記録!

目次 : 三無状態からのスタート/ 草の根コミュニケーションで学んだ中国語/ 国際連合のような北京大学の環境/ 激動の日中関係から生まれたミッション/ 言論統制の網目をくぐりぬけて/ “わたし”は日本人であるということ/ “ここ”は中国であるということ/ いまが“グローバリゼーション”の時代であるということ/ 中国各地の大学生たちと交わしたガチンコ議論/ 僕にとっての“南京事件”/ 中国からもうひとつの大国アメリカへ/ ハーバードでの情報戦の日々/ 使命感と無用性の両立

【著者紹介】
加藤嘉一 : 1984年静岡県生まれ。2003年、高校卒業後に単身で北京大学へ留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。日本語・中国語・英語の3カ国語でコラムを書く国際コラムニスト。北京大学研究員、復旦大学新聞学院講座学者、慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)を経て、2012年8月に渡米。ハーバード大学ケネディスクール(公共政策大学院)フェロー、同大学アジアセンターフェローを経て、現在米ジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院客員研究員。2010年、中国の発展に貢献した人に贈られる「時代騎士賞」を受賞。世界経済フォーラムGlobal Shapers Community(GSC)メンバー。中国のいまと未来を考える「加藤嘉一中国研究会」が活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mochizo さん

    こんなすごい日本人がいたのですね。たった一人で中国に行って中国を学び、そしてアメリカのハーバードに進んで「中国を知っている日本人としている人」になった彼の中国での奮闘記です。いやぁ、勉強になります。本当の中国が見えてきたと思います。また、こんな彼をもっと日本人は知るべきでしょう。ネットばかり見て中国の悪口言う人は、彼のように一度身をさらして中国と接した彼を見習っていただきたいものです。なかなかいい本ですね。

  • 鬼山とんぼ さん

    全く政治とは関係なく経済的理由で中国で学ぶことになったが、日中関係悪化から偶然民間スポークスマンとして活動する羽目になった青年の孤軍奮闘の活動記録。民主主義が通用しない中国という国と付き合うには何より「中国人」を理解することが重要という視点は大いに参考になるし、米国人の日本に対する意識の低さ、ご都合主義もよくわかった。どの国でも自分の生存が大事ということだろう。著者はまだ若いし、今後どんどんコメントが注目される場面が出てくることだろう。ゆっくり成長を見守りつつ応援してやりたい。

  • guanben さん

    筆者は北京大学在学中から言論活動を始めた「中国で最も有名な日本人のひとり」。若くして成功した人の本は自慢話に陥るケースが多いのだが、この本もやはり自慢話。活動自体は素晴らしいのだが。

  • maharaja さん

    困難の歴史。何冊も彼の本を読んできたが、特に苦労が書かれていた。金銭的な問題ではない。中国寄りの発言をすれば日本人に嫌われ、日本人寄りの発言をすれば命すら狙われてしまうという、どっちにしても前提が圧倒的に不利であるという問題。彼は、日中関係がどんどん悪化している時期に、中国に住み、中国語で発信していた。すごいとしか言いようがない。これでいいいのだ!というシンプルな答えが全く書かれていない。常に葛藤している。微力。だけど全てはその積み重ね。年齢もそんなに変わらない人がこんなに頑張っている。本当に凄い。

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