沙飛 “中国のキャパ”と呼ばれた戦場写真の先駆者

加藤千洋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582231328
ISBN 10 : 4582231322
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;20

内容詳細

謎の残る沙飛(一九一二‐五〇)の生涯と画期的な仕事、日本人医師の射殺事件とその後を、現地取材も含めて丹念に辿った本邦初の評伝。彼の人生は今、わたしたちに何を語り、何を訴えるのか。日中国交正常化五十年の節目に、変えられぬ過去を見つめ、個々人の心情と両国の行方を切実に考えさせる注目作。

目次 : プロローグ/ 第1章 「忘れられたカメラマン」の足跡を追う/ 第2章 魯迅との邂逅、「カメラを武器に」を決意/ 第3章 八路軍初の戦場カメラマンに/ 第4章 画報の創刊に心血を注ぐ/ 第5章 「日本人医師殺害事件」とその余波/ 第6章 「名誉回復」と傷痕の行方/ エピローグ 二つの家族/ 追記―なお続くコロナ禍の中で

【著者紹介】
加藤千洋 : 1947年東京生まれ。1972〜2010年の朝日新聞記者時代に北京特派員、編集委員などを歴任。一連の中国報道でボーン・上田記念国際記者賞を受賞。「報道ステーション」初代コメンテーター、同志社大学大学院教授などを経て、2018年から平安女学院大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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