メインの森をめざして アパラチアン・トレイル3500キロを歩く

加藤則芳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582542080
ISBN 10 : 4582542085
フォーマット
出版社
発行年月
2011年07月
日本
追加情報
:
640

内容詳細

アメリカ東部、南北につらなるアパラチア山脈を、バックパッカーの第一人者が150日をかけて歩き通す。55歳の著者が出会った自然、人、歴史、民俗、政治、宗教などの感動の記録。

【著者紹介】
加藤則芳 : 1949年、埼玉県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。アウトドア・ネイチャーライター。信越トレイルクラブ理事、日本トレッキング協会常任理事。出版社勤務を経て、1980年に八ヶ岳に移住、国内外の自然保護やアウトドア、ロングトレイル、国立公園などをテーマに執筆。2005年、アメリカ東部、全長3500キロにおよぶアパラチアン・トレイルを踏破。著書にJTB紀行文学大賞受賞作『ジョン・ミューア・トレイルを行く』(平凡社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Yasutaka Nishimoto さん

    アメリカの東部にあるアパラチアン・トレイル3500kmをスルーハイクする著者。信越トレイルの整備にも関わっていた著者の仕事として、その後のALSとの闘病生活を思うとき、最後の大仕事になってしまった。途中で出会うハイカーたちとの交流や、キャンプや停滞日に起こる数々の出来事が、150日のスルーハイクを彩る。2005年に歩き、2008年に書かれ、2011年に発行された本書。ここまでは無理としても、山歩きがしたいなぁと十分に思わせる。※風景写真の多くで水平がとれていないのが残念。ここまでだと印刷屋の責任だと思う。

  • R さん

    アパラチア山脈は知っていても、そこに3500kmに及ぶトレイルがあることを知ってる人は多くないはず。自分は奥秩父主脈縦走くらいしかしたことないのだが、横移動の魅力に引き込まれた。訪れる一つ一つの街、出会う人、辛いことも多いと想像されるが、このブ厚い本はアパラチアントレイルの魅力がギュウギュウに詰まっています。トレイルネームとか、トレイルエンジェルとか文化が特に良かった。

  • 勇ましいチビのノリ公 さん

    アメリカのアパラチアン・トレイル3500キロを151日間かけて歩いた話。 一般に5ヶ月から7ヶ月かかるというその道を、歩く人が意外に多いようでびっくり。 出会った人々や著者加藤さんが感動した景色、植物などの写真がたくさん掲載されていて、知らない道が身近に感じられる。 巻末には索引や行程表、取り上げられた本の一覧が載っていて、とても親切な本のつくり。 『空白の五マイル』以降、ほぼ未読だったノンフィクションを読み始め出会った本書だが、非常に優れた本だと思う。 著者加藤さんの自然や

  • 市太郎 さん

    この人挑戦と同じくらい長い時間をかけて読みきった。この人はすごいと思った。

  • shm さん

    アメリカの国立公園をつなぐトレイルの踏破記。荷物を郵便局ごとに送るなど工夫が分かる。トレイルエンジェルは四国88か所のご接待か?。驚きはあとがきに。

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加藤則芳

1949年、埼玉県生まれ。ネイチャーライター。早稲田大学政経学部卒。角川書店編集部に勤務の後、八ヶ岳に移住。アメリカの「自然保護の父」と呼ばれるジョン・ミューアに深い感化を受ける。バックパッカーとして世界各地を歩き、国内外の自然保護やロングトレイルなどをテーマに執筆活動を続けた。日本における第一人者

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