幕末 維新の暗号 群像写真はなぜ撮られ、そして抹殺されたのか

加治将一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396612863
ISBN 10 : 4396612869
フォーマット
出版社
発行年月
2007年04月
日本
追加情報
:
20cm,453p

内容詳細

明治維新の立て役者が一堂に会する「幕末志士全員集合写真」。この写真の真贋は。中央の外国人は何者なのか。徹底的な取材と綿密な史料分析から、その謎に迫る。「あやつられた龍馬」に続く、斬新な幕末ミステリー。

【著者紹介】
加治将一 : 1948年、札幌市生まれ。小説家・不動産投資家。1978年より15年間、ロサンゼルスで不動産関係の業務に従事し、帰国後、執筆活動に入る。ベストセラー『企業再生屋が書いた借りたカネは返すな!』(アスキー)、評伝『アントニオ猪木の謎』、サスペンス小説『借金狩り』、フリーメーソンの実像に迫った『石の扉』(以上三作はいずれも新潮社)など多数の著作を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とも さん

    ★★★★☆1枚の写真が最後には驚くべき結論に達する。おそらくひとつひとつ検証していけば、相当に怪しいトンデモ本なのかもしれないが、それでも多くの歴史が時の権力者により改ざんされているというのは事実であろう。そうやって楽しむ気持ちで読めば、相当に面白い。大久保利通/岩倉具視の裏の顔、佐賀の乱や西南戦争の本当の理由、西郷さんの素顔、吉田松陰の裏の顔等々。昨今明治維新の裏で海外列強主導とする作品は多数出版されこの作品も同じではあるが、最後にはその海外を追い出したとする作者の結論に救われる思いに最高の評価とした。

  • detu さん

    うーん、フィクションとは言いがたいような物語だ。一応小説の形を取ってはいるのですが、ノンフィクションのような話し。一枚の古い集合写真からとんでもない話しと広がっていく。他のレビューを読めばネタはバレているのですが敢えて書きません。まともには信じがたい。でも先に読んだ『明治維新という過ち』と合わせて考えると、ある程度納得してしまう自分がいる。自己保身しか考えない徳川政権が滅ぶのは致し方無しとしても、その為に手段選ばず、謀略、陰謀の限りか。明治の元勳、魑魅魍魎としか言いようがない。興味深い本でした。

  • maito/まいと さん

    この本から、小説風味になってきたんだなあ。謎の組織に、謎を解明しようとする有志のメンバーに翻弄されながら真実へ近づこうとする主人公達、という構成は、賛否両論だけどこの本に関しては、緊迫感があってぞくぞくしながら読んでました。真実かどうかは別にして、一枚の写真から紐解かれる幕末の黒くて深い謎は、背筋がひやりとするような展開へ踏み込んでいき、読み手側も緊張しながら読んでしまう(苦笑)

  • barabara さん

    事実は小説よりも奇なり〜と言いたい所だが、何とこれだけのセンセーショナルな題材をもってして、何故か小説形式をとっていて、怪しい人々や暗殺、奇妙な人々…(腕に虫をつけるとか…全く筋に関係ありそうで実はなかった)いざという時に、悲しいかな、どこかインチキ臭く、イミテーションな香りがしてしまい、本当に残念、もったいない。ルポ形式にすれば、かなりの迫力と読み応えがあったはず。もしや、小説形式にしなくては加治さんも身の危険が…?!(笑)

  • 紅羽 さん

    幕末に活躍した偉人たちが、それぞれの立場や思想の垣根を越えて一枚の写真に収まっている。そこから導き出される黒い真実の数々。その写真の真実を追う者が不可解な死を遂げる。序盤から引き込まれました。様々な確度から写真を本人と重ねていく過程で浮き彫りになっていく新たな仮説。どれも信憑性があってとてもワクワクしました。もしかして、この本は続編があるのでしょうか。まだまだ犯人は分からないし、写真も本人と判断出来なかった人たちもいますね。

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加治将一

1948年、札幌市生まれ。米国でビジネスを手がけ、帰国後、執筆活動に入る。『ビバリーヒルズ・コンプレックス』(文藝春秋)で作家デビューし、常に話題作を発表し続ける。ユニークな歴史観、世界観からテレビ出演や講演も多くこなしている

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