加古里子 (かこさとし)

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加古里子 (かこさとし)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163900544
ISBN 10 : 4163900543
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
追加情報
:
254p;20

内容詳細

迷い道の人生、絵本に込めた願い、尊敬してやまない子どもたち、そしてすべての親への応援歌。88歳の絵本作家、初の語り下ろし。

目次 : 第1章 僕が子どもだった頃(子どもたちが先生だった/ だるまちゃんには子どもたちの姿が宿っている ほか)/ 第2章 大人と子どものあいだ(飛行機乗りになりたかった/ 声の音楽と中村草田男先生のこと ほか)/ 第3章 大切なことは、すべて子どもたちに教わった―セツルメントの子どもたち(セツルメントの子どもたち/ 子どもは鋭い観察者 ほか)/ 第4章 人間対人間の勝負―絵本作家として(紙芝居だった「どろぼうがっこう」/ 人間はみんなプチ悪 ほか)/ 第5章 これからを生きる子どもたちへ(四十年ぶりの続編/ この世界の端っこで ほか)

【著者紹介】
かこさとし : 絵本作家、児童文化研究者。1926年福井県生まれ。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士、技術士(化学)。大学卒業後は民間企業の研究所に勤務しながら、セツルメント活動に従事。子ども会で紙芝居や幻燈などの作品を作り、59年『だむのおじさんたち』で絵本作家の道へ。2008年、菊池寛賞を受賞。13年、福井県越前市に「かこさとしふるさと絵本館〓(らく)」が開館した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chimako さん

    ♪やーまがあって さーとがあって だんだんばたけーしろばたけ まーめがあって たーにがあって あらあら金魚になっちゃったー♪と地面に絵を描きながら歌っていた。かこさんがボランティアで子どもたちと触れ合っていた、正にそのときに子どもだった。娘は『からすのパンやさん』が大好きで今でも色あせた絵本が本棚に納まっている。「ねぇねぇ、おかあさんはなにパンがすき?わたしはうさぎがいい」と毎回聞いてたことを思いだす。腹ばいになって本を広げる姿が目に浮かび何だか知らないけれど泣けてくる。ありがとうございました、かこ先生。

  • テクパパザンビア さん

    未来のお孫ちゃんに是非ともかこさとしさんの絵本をプレゼントして読んでもらいたい。その前に私も読んでみよう、硬派な大正生まれの亡父ような人の絵本を…。

  • 美登利 さん

    先日、絵本イベントの時にかこさとしさんの絵本を読みました。その時にこの本を読友さんよりオススメ頂きました。私自身はからすのパン屋さんが大好きで、子供たちはだるまちゃんシリーズが好きだったなぁ。そんなことをしみじみ思うにつけ、かこさとしさんの絵本が日本の子供たちに与えた影響は計り知れないです。もう89歳になられるのですね。自らの戦争体験、学生時代、セルツメントという子ども会、またサラリーマン時代の話、子の親として。様々な思い出話と、これからの日本について、そして子どもたちへの強く熱い思いに溢れた良書です。

  • みっくす さん

    軍人としてお国の役に立ちたいと思っていた加古さん。19歳で敗戦し、180度態度の変わった大人たちを見て失望されたそうです。未熟だった自分自身をも恥じ、これからは唯一信じられる子供たちのために生きようと決心されたとのこと。セツルメント活動に熱心に参加し、子供をよく観察し、子供たちの持っている力を信じておられる加古さんを心から尊敬します。子育てをされている方、そうでなくても誰か後輩の教育をされている方、戦争を知らない世代の皆さん、多くの方に読んでいただきたいです。胸を打たれる素晴らしいエッセイでした。

  • bros さん

    大好きなかこさん、本を手にするまでに随分時間がかかった。未来のだるまちゃんへ。とあるけど、だるまちゃんをもつ親、大人に向けての本だな…と。かこさんの子どもから教わる姿勢を今でも貫いていらっしゃるから長く愛されるんだと感じました。あんちゃんという存在大切ですね。もうページをめくる度に涙がポロポロでてきました。

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加古里子 (かこさとし)

1926年、福井県に生まれる。東京大学工学部応用化学科卒業。工学博士。技術士(化学)。絵本作家。児童文化の研究者。出版を中心に幅広く活躍し、作品は『からすのパンやさん』を代表する「かこさとしおはなしのほん」シリーズ、「だるまちゃん」シリーズなど600点余。菊池寛賞受賞、日本化学会より特別功労賞、越前

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