三体2 黒暗森林 下 ハヤカワ文庫SF

劉慈欣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150124434
ISBN 10 : 4150124434
フォーマット
出版社
発行年月
2024年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
大森望 ,  
追加情報
:
512p;16

内容詳細

太陽系に迫る三体世界の巨大艦隊に対抗する最後の希望は、四人の面壁者。人類を救う秘策は智子も覗き見ることができない、彼らの頭の中だけにある。面壁者のひとり、羅輯が考え出した起死回生の“呪文”とは?一方、かつて宇宙軍創設に関わった章北海もある決意を胸に三体世界に立ち向かう最新鋭の宇宙戦艦に乗り組んでいた。全世界でシリーズ累計2900万部を売り上げたベストセラー『三体』衝撃の第二部。

【著者紹介】
劉慈欣 : 1963年、北京生まれ。発電所でエンジニアとして働くかたわら、SF短篇を執筆。『三体』が、2006年から中国のSF雑誌“科幻世界”に連載され、2008年に単行本として刊行されると、人気が爆発。中国のみならず世界的にも評価され、2014年にはケン・リュウ訳の英訳版が刊行された。2015年、翻訳書として、またアジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞。日本でも“三体”シリーズは合計100万部を超える大ヒットシリーズとなった。今もっとも注目すべき作家のひとりである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • yukaring さん

    壮大なスケールに大興奮の面白さ。前作は異星文明・三体による地球侵略計画が明らかになり、桁違いの力を見せつけられた地球人達の絶望と混迷と言った内容だったが今回は人類による巻き返しのターン。危機に直面した人類が考えた「面壁計画」選ばれた4人の「面壁人」の計画とは?時は流れ、進化を遂げた人類が地球に到達する三体の探査機を迎え撃つため最新鋭の宇宙戦艦を発進させるが…。そして宇宙で繰り広げられる衝撃の展開。タイトルの「黒暗森林」の意味にも唸られされる。ラストは一旦収束したように思えるが続きがあるとの事で凄く楽しみ。

  • いたろう さん

    物語は、いよいよ佳境に。舞台は地球上だけでなく、宇宙に展開する。「面壁者」羅輯が185年の冬眠から目覚めた未来、2世紀前とは大きく変わった世界で、人類は、三体艦隊の本隊に先立って、200年早く太陽系にやって来た「探索機」=水滴と対峙する。そこから、話は予想外に大きく展開。本隊が到着する200年も前にこんなにストーリーが大きく動くとは・・・。この後、三体艦隊本隊が地球に到着する200年後は、一体どんなことになるのだろう。Vの上・下であと2巻分、近く出る予定の文庫版を待って読むつもりなので、それが待ち遠しい。

  • Sam さん

    Tで高まった期待を裏切らない見事な続編。羅輯(ルオジー)のグダグダぶりや地下空間のリアリティーのなさなんかに突っかかったりしながらも、相変わらずとてつもないスケールの大きさやそれを巧みに纏めるストーリー、そしてタイトルや途中よく分かっていなかったコンセプト(「猜疑連鎖」とか「技術爆発」)が見事に回収されつつ一気に決着に向かうラストに痺れた。真夏の「三体」体験、引き続きVへ。

  • 森オサム さん

    下巻読了。敵が来るのは400年後なので随分先だと思っていたら、200年!冬眠していた後の時代へ物語はすっ飛ぶ。とは言えまだ200年もあるじゃ無いですか、と思ったら先にやって来た敵の本体でも無いヤツがこんなにも強いのか!、どーすんの?。とまぁ色々有りつつラストは予想外かつ怒涛の展開、とても面白かったです。上巻は読み易いなぁ、位でしたが下巻は正に傑作、と言うかこれで終わりで良く無いですか?(笑)。本作の人気が一番高いとの評判も有りますね、次作には期待のハードルを下げて臨んだ方が良いのかなぁ…。

  • スカラベ さん

    宇宙に息を潜め、他の文明を見つけたら即座に排除する・・・小説の軸となる暗黒森林理論はホーキング博士が、地球外文明に向けて人類の存在を積極的に知らせる行為は極めて危険と警告していたことを想起させられた。かつて人類は幾度か宇宙に向けメッセージを発信している。宇宙の広大さを考えれば他文明に届くのは先だが、三体のように圧倒的な力で地球を破滅に導く異星人を呼び込む自殺行為だったのかもしれない。しかし宇宙の本質は本当に暗黒森林輪なのだろうか。最後に三体の監視員が伝えた言葉に暗黒の中に射す一握の光を見たような気がした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

劉慈欣に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品